Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 保守> 5.2 バックアップ【UNIX版】

5.2.2 定期保守用のバックアップ

Systemwalker Centric Managerでは、ノードダウン時に備えて、定期保守をする必要があります。主系サーバ、従系サーバのそれぞれの用途に合わせてバックアップを実施してください。

部分バックアップ機能を利用した場合、バックアップ中にほかの機能を継続して運用することができます。
ただし、ヘルプデスクのバックアップを行う場合は、Windows版では運用管理サーバ上の[ヘルプデスク クライアント設定]ダイアログボックスで、UNIX版では運用管理クライアント上の[ヘルプデスク サーバ設定]ダイアログボックスで[ヘルプデスク機能の使用]チェックボックスをオフにした上、ヘルプデスククライアントの使用は停止してください。[ヘルプデスク機能の使用]チェックボックスがオフの間、障害票の自動発行機能は停止するため、必要があればバックアップの作業後、Systemwalkerコンソールから該当のイベントに対して障害票を発行してください。

主系サーバと従系サーバで、それぞれバックアップします。

■配付系のバックアップ

配付系のバックアップ方法を以下に示します。

バックアップ方法

以下のコマンドを実行し、バックアップします。

/opt/systemwalker/bin/mpbkc -b 退避先ディレクトリ -FD

退避先ディレクトリ名は、フルパスで指定してください。

バックアップされる機能一覧

コンポ名

略称

資源配付サーバ

FJSVmpsdl

インベントリ管理

FJSVsivmg

 

■ヘルプデスクデータベースのバックアップ

ヘルプデスクデータベースのバックアップ方法を以下に示します。

バックアップ方法

以下のコマンドを実行し、バックアップします。

/opt/systemwalker/bin/mpbkc -b 退避先ディレクトリ -FH

退避先ディレクトリは、フルパスで指定してください。

従系サーバを主系サーバに切り替える場合は、主系サーバのヘルプデスクデータベースをバックアップし、従系サーバのデータベースにリストアしてください。

 


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