Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 保守> 5.1 バックアップ【Windows版】

5.1.2 定期保守用のバックアップ

Systemwalker Centric Managerでは、ノードダウン時に備えて、定期保守をする必要があります。主系サーバ、従系サーバのそれぞれの用途に合わせてバックアップを実施してください。

部分バックアップ機能を利用した場合、バックアップ中にほかの機能を継続して運用することができます。
ただし、ヘルプデスクのバックアップを行う場合は、Windows版では運用管理サーバ上の[ヘルプデスク クライアント設定]ダイアログボックスで、UNIX版では運用管理クライアント上の[ヘルプデスク サーバ設定]ダイアログボックスで[ヘルプデスク機能の使用]チェックボックスをオフにした上、ヘルプデスククライアントの使用は停止してください。[ヘルプデスク機能の使用]チェックボックスがオフの間、障害票の自動発行機能は停止するため、必要があればバックアップの作業後、Systemwalkerコンソールから該当のイベントに対して障害票を発行してください。

定期保守用のデータを、それぞれ退避する方法を説明します。

■機能別の運用データのバックアップ

ローカルコンピュータ上のAdministratorユーザでログオンし、以下の手順で操作します。

  1. [Systemwalker Centric Manager]−[ツール]-[運用環境の保守]を起動します。

    →[運用環境保守ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[運用データ退避方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  4. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    オンラインバックアップ(監視機能を継続したままバックアップ)する場合は、以下の項目を指定します。

    →[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

    →[処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

従系サーバを主系サーバに切り替える場合は、主系サーバのヘルプデスクデータベースをバックアップし、従系サーバのデータベースにリストアしてください。

 


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