Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 運用> 4.5 同期を行わない運用

4.5.4 同期を行う場合

構成情報や定義情報を同期させる場合には、従系の運用管理サーバで設定を変更します。

■主系サーバの登録削除

以下のコマンドを実行し、従系サーバに登録した主系サーバを削除します。MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

【Windows】

MpFwSetDup -f rem -h 主系サーバのホスト名

【UNIX版】

/opt/systemwalker/bin/MpFwSetDup -f rem -h 主系サーバのホスト名

 

■従系サーバの設定変更

以下のコマンドを実行し、従系サーバの設定を変更します。MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

【Windows版】

MpFwSetDup -f chg -h 主系サーバのホスト名 [-c 0|1]

【UNIX版】

/opt/systemwalker/bin/MpFwSetDup -f chg -h 主系サーバのホスト名 [-c 0|1]

-c:従系サーバとの接続方法を指定します。

■自動アクションの抑止

特定したメッセージに対して、実行する処理(自動アクション)を事前に設定している場合、メッセージが発生すると、主系サーバと従系サーバにアクションが実行されてしまいます。(例:あるメッセージに対し、“メールで通報する”のアクションを設定している場合、複数個の同じメールが送信される)そのため従系サーバでは、自動アクションを抑止する必要があります。

従系サーバで、以下のコマンドを実行し、自動アクションを抑止します。抑止するアクションは個別に指定してください。mpaosment(自動アクションの実行抑止コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosment


V10.0以前の業務サーバ/部門管理サーバを監視対象システムに含んでいる環境で、アプリケーション/業務の監視およびワークユニットの監視を行う場合は、“アプリケーション起動”の自動アクションの抑止を行わないでください。
また、以下の場合についてもアプリケーション起動の自動アクションの抑止を行わないでください。

■構成情報/ポリシーの同期

従系の運用管理サーバで設定を変更後、構成情報、およびポリシーを同期します。

構成情報およびポリシーの同期手順については、“構成情報/ポリシーの同期”を参照してください。

 


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