Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 資源を配付するための動作環境を定義する | > 1.5 クライアントの動作環境を定義する |
部門管理/業務サーバからクライアントへの配付経路は、資源配付クライアントで定義します。
“Systemwalker Centric Manager”プログラムグループの[環境設定]フォルダから[資源配付クライアント設定]アイコンを選択して起動し、[セション開設]ページで接続先の部門管理/業務サーバを指定します。
詳細については、“[資源配付クライアント設定]の定義”を参照してください。
サーバの資源配付は、クライアントへの資源の送信状況またはクライアントでの資源の適用状況を、クライアントのシステム名をもとにして管理します。このクライアントのシステム名があて先システム名となります。あて先システムは、利用者が定義することも、また、資源配付が自動的に行うこともできます。あて先システムを定義する場合は、資源配付の定義機能を使用します。
クライアント側の環境設定の[セション開設]タグで、コンピュータ名運用のチェックボックスをチェックしていない場合は、サーバの資源配付は、クライアントからサービス要求を受けた時点で、クライアントに対応するあて先システムが定義されていない場合、WINSサーバ、DNSサーバ、またはサーバのhostsファイルから名前を検索し、検索が成功した場合は、クライアントのシステム名として自動的に定義します。検索が失敗した場合は、DRMS編集ファイルで指定するsyscheckオプションにより処理が異なります。
“syscheck=YES”または、“syscheck=YES,AUTO”と指定した場合は、オンライン配付するクライアントのシステム名(ホスト名、DNS名またはNetBIOS名)を使用するWINSサーバ、DNSサーバ、またはサーバのhostsファイルに登録しておく必要があります。なお、システム名は128バイト以内です。
129バイト以上のシステム名が登録されている場合、“syscheck=YES”または、
“syscheck=YES,AUTO”を指定時には、クライアントに資源をオンライン配付すること、またはクライアントから資源をアップロードすることはできません。
“syscheck=NO”を指定時は、IPアドレスをクライアントのシステム名として採用します。
クライアント側の環境設定の[セション開設]タグで、コンピュータ名運用のチェックボックスをチェックしている場合は、サーバ側に自動定義されるクライアントのシステム名およびノード名は、クライアントのコンピュータ名が採用されます。
クライアントのシステム名の自動定義の例(クライアント側の定義でコンピュータ名運用のチェックボックスをチェックしていない場合)を、“図:クライアントのシステム名の自動定義”に示します。
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