Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第8章 OSのアップグレード

8.2 OSのアップグレードがサポートされている場合

OSのアップグレードがサポートされている場合のアップグレードの手順、および注意事項について説明します。

■手順

  1. OSをアップグレードします。
  2. すでにインストールしているSystemwalker Centric Managerを、V13.2.0にアップグレードインストールします。

■注意事項

◆リモート操作をインストールしている場

リモート操作をインストールしている場合、必ず以下の手順でアップグレードしてください。この手順を行わない場合、リモート操作とOSの間で不整合が発生し、リモート操作またはOSが機能しなくなる場合があります。

なお、Windows(R) 2000でリモート操作クライアントのサービスを自動起動させる場合は、OSに不具合があるためService Pack2、Service Pack3またはService Pack4が必須です。

  1. リモート操作の運用環境を退避(バックアップ)します。

    バックアップ方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“バックアップ/リストア”を参照してください。

  2. リモート操作をアンインストールします。

    「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から「LiveHelp Client」または「LiveHelp Expert」を選択して、リモート操作クライアントまたはリモート操作エキスパートをアンインストールします。

  3. OSをアップグレードします。
  4. すでにインストールしているSystemwalker Centric Managerを、リモート操作を含めて、V13.2.0にアップグレードインストールします。
  5. リモート操作の運用環境を復元します。

    復元方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“バックアップ/リストア”を参照してください。

◆Windows Server 2003 STD /Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE へのOSアップグレードする場合【Windows】

Windows NT(R) にSystemwalker製品が導入されている環境において、OSをWindows Server 2003 STD /Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEにアップグレードインストールを行った場合、Systemwalker製品にて使用しているローカルアカウントが削除され、Systemwalker製品の起動に失敗することがあります。

アップグレードインストール後、Systemwalker製品で使用しているアカウントが登録されているか確認を実施し、アカウントの登録が行われていない場合には、アカウントを登録後、Systemwalker製品を起動してください。

◆Windows Vista へのOSアップグレードする場合【Windows】

Systemwalker Centric Managerがインストールされている環境において、OSをWindows Vistaへアップグレードすることはできません。

OSをWindows VistaへアップグレードせずにSystemwalker Centric Managerをバージョンアップし、バックアップを実施後、Windows Vista環境へリストアしてください。

リストアの手順については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア”を参照してください。


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