Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第5章 ヘルプデスクサーバのバージョンアップ | > 5.2 ヘルプデスクデータベースの移行 |
運用管理サーバを別のコンピュータにバージョンアップする場合は、以下の手順でヘルプデスクデータベースを移行します。
移行先運用管理サーバ上で、移行元ヘルプデスクデータベース用のODBCデータソースを、以下の手順で登録します。
運用管理クライアント上で、移行元ヘルプデスクデータベース用のODBCデータソースが登録されていることを確認します。“ヘルプデスクデータベース用のODBCの設定”を参照し、移行元ヘルプデスクデータベースのデータベースの種類によって必要であればODBCデータソースを登録しなおします。ポート番号は、旧バージョン用のものを指定します。
移行先運用管理サーバ上で、移行先ヘルプデスクデータベース用のODBCデータソースを設定します。設定方法については、“ヘルプデスクデータベース用のODBCの設定”を参照してください。
運用管理クライアント上で、移行先ヘルプデスクデータベース用のODBCデータソースを設定します。設定方法については、“ヘルプデスクデータベース用のODBCの設定”を参照してください。
移行元と移行先の運用管理サーバで、Systemwalker Centric Managerを停止します。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Centric Managerを停止します。
pcentricmgr(サービス/デーモンの停止コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr |
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
移行先運用管理サーバで以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
MpHDDBstart(ヘルプデスク用データベース起動コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/MpHDDBstart |
ヘルプデスクデータベースを移行します。
なお、Windows版の場合は移行元運用管理サーバで、UNIX版の場合は運用管理クライアントで以下の作業を行ってください。
移行手順は、運用管理サーバを同一コンピュータにバージョンアップする場合の手順と同じです。“運用管理サーバを同一コンピュータにバージョンアップする場合”の“ヘルプデスクデータベースを移行する”の“移行手順”を参照してください。
移行元のヘルプデスクデータベースを削除します。
削除手順は、運用管理サーバを同一コンピュータにバージョンアップする場合の手順と同じです。“運用管理サーバを同一コンピュータにバージョンアップする場合”の“移行元のヘルプデスクデータベースを削除する”を参照してください。
移行元のヘルプデスクデータベースを構築していた他社データベースは、ほかの目的に使用しないのであればアンインストールすることができます。また、移行先運用管理サーバにインストールした移行元データベース用のクライアント(ODBCドライバ)も不要です。それぞれのデータベースのマニュアルに従ってアンインストールしてください。
移行前の“Systemwalker Centric Manager導入手引書”に従ってヘルプデスクサーバのアンインストールを行ってください。
移行先運用管理サーバで、Systemwalker Centric Managerを起動します。scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。
以下のコマンドを実行して、Systemwalker Centric Managerを起動します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr |
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の“運用管理サーバ上のヘルプデスクの設定【Solaris版/Linux版】”を参照してください。
以下のサーバとクライアントに、移行先データベース用のODBCデータソースを設定します。
設定方法は、“ヘルプデスクデータベース用のODBCの設定”を参照してください。
ODBCドライバを変更した場合、ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、運用管理クライアント、およびクライアントに登録していた移行元データベース用のODBCデータソースは不要です。[ODBCデータソースアドミニストレータ]で削除してください。
以下のサーバとクライアントで、ヘルプデスククライアントの設定を行います。
データベースログインIDを“hd_user”またはデータベース作成時のユーザに変更し、パスワードを再入力してください。担当者コードパスワードを設定している場合も再入力が必要です。複数の[接続定義名]について定義している場合は、各接続定義について再入力してください。
また、変更に応じてODBCデータソース名を再設定してください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の以下を参照してください。
“運用管理サーバの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”の“ヘルプデスク管理者用クライアントの設定【Windows版】”
“運用管理クライアント・クライアントの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”
V13.1.0以前からバージョンアップした場合、[ヘルプデスク機能]起動時に以下のエラーメッセージが続けてポップアップされますが、問題ありません。各エラーのメッセージボックスの[OK]ボタンをクリックして終了し、引き続きヘルプデスククライアントの設定を行ってください。
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