Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 運用管理サーバのバージョンアップ | > 2.5 利用機能別に必要な作業 |
ヘルプデスクデータベースに他社データベースを利用していた場合は、運用管理サーバのバージョンアップ時に作成されるヘルプデスクデータベースに、データを移行する必要があります。
ヘルプデスクデータベースを移行することにより、ヘルプデスクサーバに登録されていた以下のデータを、Systemwalker Centric Manager V13.2.0のデータとして継続して使用することができます。
以下の場合のヘルプデスクデータベース移行手順について説明します。
なお、ヘルプデスクデータベースに、Systemwalker標準データベースまたはSymfoware Serverを利用している場合は、バージョンアップ時にデータベースの移行も同時に行われるため、ここに記載されている移行作業を行う必要はありません。
運用管理サーバを同一コンピュータにバージョンアップした場合は、以下の手順でヘルプデスクデータベースの移行を行います。
運用管理サーバ上で、移行元データベース用のODBCデータソースが登録されていることを確認します。登録されていない場合は、旧バージョンのマニュアル(“Systemwalker Centric Manager他社データベースの利用ガイド”または“SystemWalker/CentricMGR導入手引書”)を参照して、ODBCデータソースを登録します。
運用管理サーバ上で、移行先データベース用のODBCデータソースを設定します。設定方法については、“ODBCデータソースの設定方法”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerの停止方法を参照して、Systemwalker Centric Managerを停止します。
運用管理サーバで[データベース移行]画面を起動し、ヘルプデスクデータベースの移行を行います。移行方法については、“ヘルプデスクサーバのバージョンアップ”の“ヘルプデスクデータベースを移行する”を参照してください。
移行元のヘルプデスクデータベースを構築していた他社データベースは、ほかの目的に使用しないのであればアンインストールすることができます。それぞれのデータベースのマニュアルに従ってアンインストールしてください。
Systemwalker Centric Managerの起動方法を参照して、Systemwalker Centric Managerを起動します。
移行先データベース用のODBCデータソースを、ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、クライアントで設定します。設定方法は、“ODBCデータソースの設定方法”を参照してください。
ODBCドライバを変更した場合、ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、クライアントに登録していた移行元データベース用のODBCデータソースは不要です。[ODBCデータソースアドミニストレータ]で削除してください。
ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、クライアントで、ヘルプデスククライアントの設定を行います。
データベースログインIDを“hd_user”またはデータベース作成時のユーザに変更し、パスワードを再入力してください。担当者コードパスワードを設定している場合も再入力が必要です。複数の[接続定義名]について定義している場合は、各接続定義について再入力してください。
また、変更に応じてODBCデータソース名を再設定してください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の以下を参照してください。
“運用管理サーバの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”の“ヘルプデスク管理者用クライアントの設定【Windows版】”を参照してください。
“運用管理クライアント・クライアントの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”を参照してください。
V13.1.0以前からバージョンアップした場合、[ヘルプデスク機能]起動時に以下のエラーメッセージが続けてポップアップされますが、問題ありません。各エラーのメッセージボックスの[OK]ボタンをクリックして終了し、引き続きヘルプデスククライアントの設定を行ってください。
運用管理サーバを別のコンピュータにバージョンアップした場合は、以下の手順でヘルプデスクデータベースの移行を行います。
移行先運用管理サーバ上に移行元データベース用のクライアント(ODBCドライバ)をインストールし、移行元データベース用のODBCデータソースを設定します。ODBCデータソースの設定方法は、旧バージョンのマニュアル(“Systemwalker Centric Manager他社データベースの利用ガイド”または“SystemWalker/CentricMGR導入手引書”)を参照してください。
移行先運用管理サーバ上で、移行先データベース用のODBCデータソースを設定します。設定方法については、“ODBCデータソースの設定方法”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerの停止方法を参照して、移行先運用管理サーバと移行元運用管理サーバのSystemwalker Centric Managerを停止します。
移行先の運用管理サーバで[データベース移行]画面を起動し、ヘルプデスクデータベースの移行を行います。移行方法については、“ヘルプデスクサーバのバージョンアップ”の“ヘルプデスクデータベースを移行する”を参照してください。
移行元のヘルプデスクデータベースを構築していた他社データベースは、ほかの目的に使用しないのであればアンインストールすることができます。また、移行先運用管理サーバにインストールした移行元データベース用のクライアント(ODBCドライバ)も不要です。それぞれのデータベースのマニュアルに従ってアンインストールしてください。
Systemwalker Centric Managerの起動方法を参照して、Systemwalker Centric Managerを起動します。
移行先運用管理サーバ、ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、およびクライアントで、移行先データベース用のODBCデータソースを設定します。設定方法は、“ODBCデータソースの設定方法”を参照してください。
ODBCドライバを変更した場合、ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、クライアントに登録していた移行元データベース用のODBCデータソースは不要です。[ODBCデータソースアドミニストレータ]で削除してください。
ヘルプデスククライアントをインストールしている各サーバ、クライアントで、ヘルプデスククライアントの設定を行います。
データベースログインIDを“hd_user”またはデータベース作成時のユーザに変更し、パスワードを再入力してください。担当者コードパスワードを設定している場合も再入力が必要です。複数の[接続定義名]について定義している場合は、各接続定義について再入力してください。
また、変更に応じてODBCデータソース名を再設定してください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の以下を参照してください。
“運用管理サーバの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”の“ヘルプデスク管理者用クライアントの設定【Windows版】”を参照してください。
“運用管理クライアント・クライアントの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”を参照してください。
V13.1.0以前からバージョンアップした場合、[ヘルプデスク機能]起動時に以下のエラーメッセージが続けてポップアップされますが、問題ありません。各エラーのメッセージボックスの[OK]ボタンをクリックして終了し、引き続きヘルプデスククライアントの設定を行ってください。
目次
索引
![]() ![]() |