Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 導入と削除

[EE/GEE]
4.10 クラスタ運用している場合の注意事項

クラスタ運用しているサーバがある環境で、インテリジェントサービスを使用する場合、以下の注意が必要です。サンプルスクリプト別の注意事項については、“サンプルスクリプトのカスタマイズ”の各サンプルスクリプトの項を参照してください。

■共通管理ディレクトについて

運用管理サーバがWindowsで、運用管理サーバをクラスタ運用している場合、ユーザスクリプトを格納する共通管理ディレクトリは、Systemwalker Centric Managerで利用する共有ディスク上のディレクトリになります。
Systemwalker Centric Managerをインストールしたローカルディスク上のディレクトリは、共通管理ディレクトリとして扱われないため、格納したスクリプトを登録することはできません。

なお、運用管理サーバがUNIXの場合は、クラスタ運用を行っている場合も共通管理ディレクトリのパス名は変わりません。

■自動起動機について

クラスタ運用している運用管理サーバの待機系では、スクリプトの自動起動は行われません。またフェールオーバが発生した際には、自動起動されていたスクリプトは停止されます。

■ポリシー配について

クラスタ運用している部門管理サーバに対し、インテリジェントサービスのポリシーを配付する場合、配付先の格納ディレクトリは共有ディスクではなく、それぞれのローカルディスクにします。

クラスタ運用している業務サーバに対するポリシー配付では、部門管理サーバと同様に、それぞれのローカルディスクを格納先に指定して配付します。


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