Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 サンプルスクリプトのカスタマイズ> 3.3 単体起動型スクリプトのカスタマイズ

3.3.11 自動返答

■機能説明

Open ReplyMessageサービス機能を利用しているアプリケーションからの返答要求メッセージに対して、自動的に返答をします。
また、このスクリプトは、返答要求メッセージの発生元システムで、[アクション定義]の[アプリケーション起動]に設定して使用します。

■サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\scAutoResp.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/scAutoResp.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/scAutoResp.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

■実行に必要な権限

Windowsの場合、Administrator権限が必要です。

Solaris/Linuxの場合、root権限が必要です。

■編集可能な項目

返答文字列

可変情報操作処理の規約に従い編集します。
以下のイベント情報が参照できます。

■起動時の引数

記述形式

swctclsh -errmsg execname|scriptfile hostname date msg

オプション

-errmsg
スクリプト起動時のエラーメッセージをSystemwalkerコンソールへ出力します。このオプションを指定しなかった場合、スクリプト起動時のエラーは通知されません。
execname|scriptfile
実行する単体起動スクリプトを指定します。
登録済みスクリプトの実行名、または、フルパスのスクリプトファイル名を指定します。
hostname
メッセージが発生したホスト名を指定します。
アプリケーション起動のパラメタ設定では、%HOSTを指定します。
date
メッセージが発生した日時を指定します。
アプリケーション起動のパラメタ設定では、%DATEを指定します。
msg
発生したメッセージを指定します。
アプリケーション起動のパラメタ設定では、%MSGを設定します。

■注意事項

■使用例

Open ReplyMessageサービスを利用しているユーザ作成のプログラムからの返答要求メッセージには、事前に返答内容が把握できているメッセージがあります。

返答要求メッセージ例:

 " 00714 JOB021: 処理Aが完了しました。処理Bを開始しますか。"

返答メッセージ:

 "OK"

このような場合に、オペレータの返答操作なしに自動的に返答メッセージを送信するようにします。

◆編集内容

返答文字列

set OutStrings "OK"

◆アクション定義/アプリケーション起動の設定

返答要求メッセージを[イベント監視の条件定義]に設定し、その[アプリケーション起動]に下記の設定をします。

[アプリケーション詳細]


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