Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 サンプルスクリプトのカスタマイズ | > 3.3 単体起動型スクリプトのカスタマイズ |
現時刻から一定時間さかのぼってSystemwalkerのメッセージログ内を検索し、正常時に出力されるべきイベントが存在しない場合にイベントを新規発行します。
また、その動作を一定間隔で繰り返すことができます。
OS種別 |
格納場所とファイル名 |
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\scMsgSearch.swt |
Solaris |
/etc/opt/FJSVssc/sample/scMsgSearch.swt |
Linux |
/etc/opt/FJSVssc/sample/scMsgSearch.swt |
HP-UX |
提供なし |
AIX |
提供なし |
Windowsの場合、Administrator権限が必要です。
UNIXの場合、root権限が必要です。
編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。
メッセージログの検索において、現在時刻からさかのぼる時間を定義します。
検索は、ここで指定した時間だけ過去の時刻から現在時刻までの範囲で行います。
正常に出力しているべきイベントのテキストを定義します。
このテキストをメッセージログから検索します。
メッセージログの検索において、メッセージの発生元ノードを限定する場合、対象とするノード名をリストで定義します。複数のノードを定義した場合、ノードごとにメッセージログ内から“必要イベントテキスト”を検索します。ノード名は、 [ノードプロパティ]画面の [インタフェース]タブの [ホスト名]に設定されている名前を使用します。ノードを特定しない定義もできます。この場合、どのノードからも“必要イベントテキスト”に定義した内容が出力されていないと、“発行イベントテキスト”を通知します。
“必要イベントテキスト”が“さかのぼり時間”から現在時刻までの間のメッセージログ中に存在しなかった場合に、発行するイベントテキストを定義します。エラー種別、ラベル等を含んだ書式で定義することができます。
“必要イベントノード名”を定義していた場合、通知するイベントテキストには、未発生のノード名を埋め込むことができます。また、未発生の通知イベントは、ノードごとに発行します。
1回の起動でメッセージログの検索を繰り返す回数を定義します。
メッセージログの検索を繰り返す間隔を定義します。
起動後、必要イベント未発生調査の処理開始までの待ち時間を設定します。
過去1時間以内に、“nodeA”、“nodeB”、“nodeC”の3つのノードで、イベント“001: started AplName=Jb01”が発生していなかった場合、異常通知イベントとして“Program not started AplName=Jb01 (Node=xxxxx)”を通知する処理を、6時間間隔で3回行います。また、初回未発生調査までの待ち時間は、1分とします。
set GoUpTime 60
set TargetText {001: started AplName=Jb01}
set TargetNode {nodeA nodeB nodeC}
set OutText {Program not started AplName=Jb01 (Node=%s)}
set ChkNum 3
set Interval 360
set BeginWaitTime 1
“NodeB”と“NodeC”から必要イベントが発生していない場合、以下の2つのイベントを発行します。
“Program not started AplName=Jb01 (Node=nodeB) ”
“Program not started AplName=Jb01 (Node=nodeC) ”
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