Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 ファイルの形式 | > 2.3 定義情報 | > 2.3.17 DRMS編集ファイル |
オプションの記述形式を以下に示します。
[http_proxy = HTTPプロキシサーバ名:ポート番号] |
[http_proxy = HTTPプロキシサーバ名:ポート番号] |
通信種別にhttp通信を使用して資源の送信を行う場合のプロキシサーバ名(URL形式)とプロキシサーバの使用するポート番号を指定します。プロキシサーバ名とポート番号は“:”(コロン)で区切って記述してください。
サーバ間通信時の通信プロトコルにhttpプロトコルを使うかどうかを指定します。
“NO”が指定された場合または本オプションが省略された場合には、httpプロトコルでサーバ間の接続(配付、オンライン検索など)はできません。
本オプションが省略された場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
通信種別にセキュリティ付きHTTP通信を使用して資源の送信を行う場合、プロキシサーバを使用しないで通信するドメイン名またはIPアドレスを指定します。複数指定する場合は“:”(コロン)で区切って記述してください。
なお、本オプションには、256バイト以内で指定してください。本オプションに256バイトを超える指定を行った場合は、本オプションは無効となります。
通信種別にセキュリティ付きHTTP通信を使用して資源の送信を行う場合のプロキシサーバ名(URL形式)とプロキシサーバの使用するポート番号を指定します。プロキシサーバ名とポート番号は“:”(コロン)で区切って記述してください。
サーバ間通信時の通信プロトコルにセキュリティ付きHTTPプロトコルを使うかどうかを指定します。
“NO”が指定された場合または省略された場合には、セキュリティ付きHTTPプロトコルでサーバ間の接続(配付、オンライン検索など)はできません。
本オプションが省略された場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
運用管理サーバまたは部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバに対して、資源の配付と適用状況の検索を行う場合、次のあて先に対する処理を行う際に空けるインターバルを指定することができます。回線交換を利用する場合に、本オプションでインターバルを空けることで、回線のビジーを防止できます。
本オプションは、0〜3600までの10進数で秒単位に指定します。0が指定された場合は、インターバルを空けません。本オプションを省略または0〜3600以外の数が指定された場合、本オプションに“0”が指定されたものとみなします。
サーバ間通信時に使用する資源転送方式(回線のセション継続種別)を指定します。
本指定値は、サーバ定義時に資源転送方式の省略値として使用されます。コマンドによるサーバ定義時(drmsdfnコマンド)に資源転送方式指定を省略する場合、あて先サーバを自動定義する場合、および[資源配付]ウィンドウでサーバ定義を行う場合に、本指定値が有効となります。KEEP指定とREL指定が混在する場合は、定義時に本指定値を変更してください。
本オプションが省略された場合、本オプションに“REL”が指定されたものとみなします。
資源配付で通信する場合、部門管理/業務サーバのあて先システム定義時にノード名として、IPアドレス(ドット記法)、ホスト公式名(hostsファイルの最初のエントリ)、DNSの完全修飾ドメイン名またはコンピュータ名を指定することができます。ノード名にIPアドレスを指定するか、その他の名前を指定するかは、システム内で均一とし、本オプションで指定する内容と一致させる必要があります。
本オプションを省略した場合または“IP”を指定した場合は、ノード名にIPアドレスを指定します。“HOST”を指定した場合は、ノード名は以下の名前を指定します。
また、スケジュール情報ファイルのcompleteの通知先のノード名指定は、本オプションの指定に従う必要があります。
通信種別にhttp通信を使用して資源の送信を行う場合、HTTPのプロキシサーバを指定しないで通信するドメイン名または、IPアドレスを指定します。複数指定する場合は“:(コロン)”で区切って記述してください。
なお、本オプションは、256バイト以内で指定します。本オプションに256バイトを超える指定を行った場合は、本オプションは無視されます。
下位サーバから上位サーバにスケジュール情報を通知された際、または下位サーバから上位サーバへ資源を取り出しされた際に、サーバシステムが定義されていなかった場合に自動定義するかどうかを指定します。
本オプションが省略された場合は、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。“YES”が指定されている場合は、事前にサーバシステム定義を実施しておく必要があります。
サーバ間通信時に使用する通信種別を指定します。
本指定値は、サーバ定義時に通信種別の省略値として使用されます。コマンドによるサーバ定義時に通信種別指定を省略する場合、あて先サーバを自動定義する場合、および[資源配付]ウィンドウでサーバ定義を行う場合、本指定値が有効となります。
通信種別が混在する場合は、本オプション以外の指定は、drmsdfnコマンドによるサーバ定義を使用して指定してください。
また、本指定値は、資源受信時の応答、適用結果通知、オンライン検索の応答を行う場合の通信種別としても使用します。上位のサーバと通信する部門管理/業務サーバでも本オプションに通信種別を設定してください。
本オプションが省略された場合、本オプションに“TCP/IP”が指定されたものとみなします。
運用管理サーバから部門管理/業務サーバ、または部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバに、資源をオンライン配付する際に、資源配付が同時にサービスする転送あて先数の上限を1〜200までの10進数で指定します。資源配付は、同時にオンライン配付するサーバシステムの数が、本オプションで指定された数以上の場合、本オプションで指定された数までオンライン配付を行い、それ以上のサーバへのオンライン配付は拒否または待ち状態にします。拒否または待ち状態のどちらにするか、および待ち状態とする要求の数の指定はservwaitオプションの指定により判断します。(ただし、UNIXの場合は、本オプション値を超えた要求については、すべて待ち状態となります。)待ち状態となったオンライン配付は、処理中のオンライン配付が完了した時点で順次解除されます。
本オプションを省略した場合、または本オプションに1〜200以外の数が指定された場合、本オプションに“20”が指定されたものとみなします。
本オプションの指定値は、伝送路の能力、負荷状態、CPU性能およびサーバの搭載メモリ量によって、妥当な値が異なります。予想される最大の負荷状況を元に実測を行って、値を指定してください。
運用管理サーバまたは部門管理/業務サーバで、資源および適用結果を同時に受信するシステム数の上限を、1〜1000までの10進数で指定します。資源配付では、同時に受信した資源および適用結果が本オプションで指定された数以上の場合、本オプションで指定された数まで受信処理を行い、それ以上のサーバからの受信要求は待ち状態にします。(ただし、UNIXの場合は、30サーバの受信要求まで待ち状態とし、それ以上の受信要求は拒否されます。)待ち状態となった受信要求は、処理中の受信要求が完了した時点で順次解除されます。
以下の場合は、本オプションに“servmaxで指定した値×5”が指定されたものとみなします。
本オプションの指定値は、伝送路の能力、負荷状態、CPU性能およびサーバの搭載メモリ量によって、妥当な値が異なります。予想される最大の負荷状況を元に実測を行って、値を指定してください。
servmaxオプションで指定された数以上のオンライン配付要求を待ち状態とする数を、0〜1000までの10進数で指定します。資源配付は、待ち状態となった要求数が本オプションの指定値に達すると、それ以降の要求を拒否します。また、指定値が0の場合は、servmaxオプションで指定された数以上のオンライン配付要求をすべて拒否します。
本オプションを省略した場合、または本オプションに0〜1000以外の数が指定された場合、本オプションに“20”が指定されたものとみなします。
資源配付では、同一あて先システムに対する複数資源グループの送信要求について、送信側および受信側の負荷を上げないために同時には処理を行わず、要求を順番に処理します。本オプションには、同一あて先システムに対する複数資源グループの送信について、要求をいくつまで待ち合わせるかを、0〜100までの10進数で指定します。
ここで指定した値を超える要求については、エラーメッセージを出力し、要求を拒否します。
本オプションを省略または本オプションに0〜100以外の数が指定された場合、本オプションに“20”が指定されたものとみなします。
運用管理サーバから部門管理/業務サーバに資源をオンライン配付する際、開発サーバから運用管理サーバに資源をアップロードする際、オンライン検索する際、スケジュール結果通知およびインベントリ通知などサーバとサーバのすべての通信を行う機能において、資源配付が監視する無通信時間の長さを、1〜600の10進数で分単位に指定します。資源配付は、本オプションで指定された時間内にサーバから応答がない場合、当該サーバとのコネクションを切断し、処理を終了します。
本オプションが省略された場合、または本オプションに1〜600以外の数が指定された場合、本オプションに“10”が指定されたものとみなします。
本オプションの指定値は、伝送路の能力、負荷状態、CPU性能およびサーバの搭載メモリ量によって、妥当な値が異なります。予想される最大の負荷状況を元に実測を行って、値を指定してください。
資源の取り出しを行うサーバ側で、取り出し処理時間に対する監視時間を分単位で指定します。本オプションを省略した場合、“600”が指定されたものとみなします。本オプションで指定された時間内に取り出し処理が終了しない場合は、コマンドがエラーで終了します。
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