Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

2.3.1 ヘルプデスクのキーワード定義ファイル

■ファイル名

任意(*.*)

■使用用途

帳票の検索をキーワードで行うための定義ファイルです。

本ファイルは、[キーワード定義]ダイアログボックスの[キーワード定義ファイル名]で指定します。

キーワード定義の方法については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

■格納場所

任意

■ファイル形式

キーワード定義ファイルはCSV形式で作成します。必ず、各項目を最下位層として定義されるようにします。

キーワードはツリー状に構造化することができます。この場合のキー階層(ネストの深さ)を[オプション定義]画面で定義します。

以下のようなキー階層の場合、キーワード定義ファイルの例を示します。

[キー階層=3の場合]

A ---+--- B ---+--- C
     |         |
     +--- E    +--- D

[設定方法]

1階層	2階層	3階層
A	(設定しない)	(設定しない)
A	B	(設定しない)
A	B	C
A	B	D
A	E	(設定しない)

[定義]

1階層,2階層,3階層
A,,
A,B,
A,B,C
A,B,D
A,E,

注）

• キーワードが階層状に定義されている場合、上位のキーワードで検索を行うと、該当のキーワードおよびその配下のキーワードが設定された帳票が検索されます。上の例の場合、［帳票検索条件］ダイアログボックスの[検索キーワード]に"B"を指定すると、[検索キーワード]に"B"、"C"、または"D"が登録された帳票が検索されます。
• 各項目の区切り文字“,”(カンマ)は最大階層数−１個付加してください（最大３階層ならば二つ必要となります)。
• １行目は無視します。
• 一つのキーワードは、全角で最大15文字です。
• “"”(ダブルクォーテーション)や“,”(カンマ)を設定する場合には、“"”で囲みます。また、キーワード中に“"”が存在する場合は、“"”を二つ続けて指定します。
  • 例: キーワードとして“ab, c"d”を指定する場合は、“"ab, c""d"”となります。
• 雛形を以下に格納してあります。

  【Windows版】

  運用管理サーバおよび運用管理クライアント:Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mphlpdmn\dict1.csv

  【UNIX版】

  運用管理クライアント:Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mphlpdmn\dict1.csv

• 不要な項目を設定した場合には、不要な定義項目を無視します。