Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
Systemwalker Centric Managerがメッセージ送信先システムと通信時に使用するIPアドレスを本コマンドで定義します。
IPアドレスを複数持つシステムへSystemwalker Centric Managerがインストールされた場合に、1つのIPアドレスだけを使用してメッセージ送信先と通信させるとき、本コマンドで通信用IPアドレスを定義します。
本定義を行うことで、SunClusterの監視が可能となります。また、複数インタフェースを持つシステム上で定義を実施すると、運用管理サーバ上で1つのインタフェースを持つシステムとして見せることができます。(この場合は、該当ノードをノード検出の対象にしないでください。)
SunClusterにSystemwalker Centric Managerをインストールした時は必ず実行してください。この時指定するIPアドレスはSunClusterを構成している各ノードで一意となる物理IPアドレスを指定してください。また、このIPアドレスはメッセージ送信先に定義したホストとネットワーク的に通信可能なIPアドレスを指定してください。
IPアドレスを複数持つ非クラスタ環境にSystemwalker Centric Managerがインストールされている場合で、メッセージ送信先に定義したホストとネットワーク的に通信可能なIPアドレスが限られる場合、本コマンドで通信可能なIPアドレスを定義してください。
opasetip |
-n nodename -i IpAddr | -l | -d nodename |
表:イベント監視用コマンド
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
本コマンドで定義を実施した場合に必要な操作を説明します。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
実行例を以下に記述します。
IPA1: NodeAの物理IP 20.10.10.1と仮定します。
運用管理サーバと通信可能
IPA2: NodeAの物理IP 10.10.10.1と仮定します。
運用管理サーバと通信不可能
IPB1: NodeBの物理IP 20.10.10.2と仮定します。
運用管理サーバと通信可能
IPB2: NodeBの物理IP 10.10.10.2と仮定します。
運用管理サーバと通信不可能
C:論理IP 20.10.10.3と仮定します。
メッセージ送信先に指定した名前をUNKANとします。
UNKAN : 20.10.10.1
UNKAN 20.10.10.2
nodename : IpAddr nodename : メッセージ送信先システム名 IpAddr : 使用されるIPアドレス
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