Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド | > 1.2.52 drmssnd(送信コマンド) |
ユーザ資源データの送信を指示します。本コマンドは、運用管理サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を送信するとき、部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバにユーザ資源を送信するとき、または開発システムから運用管理サーバにユーザ資源を送信するときに使用します。
drmssnd |
-a rsc -g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名] [-k quick|man|ipl|date] [-c yes|no] [-t YYYYMMDDhhmm|unfix] [-W] [-L 分割量 -T 時間間隔] [-S cmd|rot] [-Z 資源属性情報格納ファイル] [-G quick|apply] [-s あて先システム名|-P 経路指定要求ファイル] [-U] |
本オプションを省略した場合は、登録されている最新世代が指定されたものとみなします。
なお、本オプションが省略された場合、quickが指定されたものとみなします。
本オプションを省略した場合は、“yes”が指定されたものとみなします。通常は、本オプションを省略するか、“yes”を指定して送信してください。
なお、“no”を指定する場合は、-eオプションには部門管理/業務サーバで受信または適用済の最新世代、または次の世代を記述する必要があります。
なお、適用予定日時を未定にしたい場合は、以下のように指定します。
ファイルの形式については、“資源属性情報格納ファイル”を参照してください。
本オペランドを省略した場合は、登録時の値を使用します。
Windows版の場合、あて先システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、あて先システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
定義済のシステムに対しては、あて先システム名に、ワイルド・カードが指定できます。この場合、あて先システム名を“”(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。あて先システムがワイルド・カードで指定された場合、該当するあて先システムに対して同時にユーザ資源を送信します。
また、あて先システム名としてIPアドレス(ドット記法)を直接記述することも可能です。
経路指定要求ファイルの指定形式を、以下に示します。
送信あて先のシステム名 送信あて先のシステム名 送信あて先のシステム名
1行に1システム名ずつ記述し、必ず改行します。
送信先のサーバのシステム名は、サーバとして定義済のシステム名を指定します。
Windows版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
あて先のサーバが中継サーバ配下のサーバの場合、経路指定要求ファイルにはあて先のサーバを指定するだけで、中継サーバを経由して配付されます。
同じあて先システムに二重に送信されました。送信処理は行われません。
指定した資源グループまたは世代識別名がありません。
オプションの指定に誤りがあります。送信処理ができません。
DRMS編集ファイル
資源属性情報格納ファイル
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
あて先システム名を“SERV”、資源グループ名を“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、世代識別名を“GEN01”、適用種別の指定を“quick”と指定し、送信処理を待ち合わせます。
drmssnd -a rsc -s SERV -g TEXTDATA -v V11L10 -e GEN01 -k quick -W
あて先システム名を“SERV”で始まるシステム名すべて、資源グループ名を“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、世代識別名を“GEN01”、適用種別の指定を“quick”と指定し、送信処理を待ち合わせます。
drmssnd -a rsc -s SERV -g TEXTDATA -v V11L10 -e GEN01 -k quick -W
あて先システム名を“SERV”、資源グループ名を“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、世代識別名を“E001”、適用種別を“date”、適用予定日時を“1999年4月1日15時00分”と指定し、送信処理を待ち合わせません。
drmssnd -a rsc -s SERV -g TEXTDATA -v V11L10 -e GEN01 -k quick -W
システム名格納ファイルを“c:\tmp\KEIRO.txt”、資源グループ名を“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、世代識別名を“E001”、適用種別を“date”、適用予定日時を“1999年07月14日15時00分”と指定し、送信処理を待ち合わせません。
drmssnd -a rsc -P c:\tmp\KEIRO.txt -g TEXTDATA -v V11L10 -e E001 -k date -t 199907141500
システム名格納ファイルを“/tmp/KEIRO.txt”、資源グループ名を“TEXTDATA”、バージョン・レベルを“V11L10”、世代識別名を“E001”、適用種別を“date”、適用予定日時を“1999年07月14日15時00分”と指定し、送信処理を待ち合わせません。
drmssnd -a rsc -P /tmp/KEIRO.txt -g TEXTDATA -v V11L10 -e E001 -k date -t 199907141500
復帰値を参照してください。正常に終了した場合もその旨のメッセージが出力されます。
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