Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド | > 1.2.43 drmslst(検索コマンド) |
DRMS管理ファイル内のメンテナンス版数の登録情報、送信状況および適用状況を検索して出力します。
本コマンドでは、オプションの指定(-mオプション)により、運用管理サーバから部門管理/業務サーバのDRMS管理ファイルをオンラインで検索し(以降、オンライン検索と呼びます)、運用管理サーバのDRMS管理ファイルの更新およびリスト出力することができます。したがって、運用管理サーバから部門管理/業務サーバ側でオフライン配付された資源についても適用状況を知ることができます。
なお、本コマンドのオプションの指定により登録したファイルの詳細情報(最終更新日時、ファイル属性、サイズ、ファイル名)について検索することもできます。
drmslst |
-a rms [-v メンテナンス版数名] [-e メンテナンス版数の世代] [-l 出力オプション] [-m 検索先ドメイン名] [-s 出力ドメイン名] [-k serv|own] [-I] [-G] [-X] [-H own|other] |
本オプションと-Xオプションを両方指定した場合、本オプションは無効となります。本オプションと-Xオプションを両方省略した場合、共通メンテナンス版数のメンテナンス版数情報を出力します。ワイルドカード指定および複数指定はできません。
-lオプションにstsを指定した場合には、本オプションを指定しないでください。省略した場合は、すべての世代の情報を出力します。
本オプションを省略した場合は、メンテナンス版数の登録情報を出力します。本オプションは、どれか1つの出力オプションだけ指定可能です。出力オプションにstsを指定した場合は、-eオプションを指定しないでください。
Windows版の場合、検索先ドメイン名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、検索先ドメイン名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
検索先ドメイン名にはワイルド・カードが指定できます。この場合、検索先ドメイン名全体を“”(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。
本オプションは、-lオプションで“sts”、“non”以外が指定された場合は無効です。本オプションを省略した場合、資源配付は、オンライン検索しないで自分のDRMS管理ファイルを検索します。
なお、本オプションによりオンライン検索した場合は、検索結果を自分のDRMS管理ファイルに反映します。
Windows版の場合、出力ドメイン名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、出力ドメイン名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
出力ドメイン名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、出力ドメイン名全体を“”(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。本オプションは、-lオプションで“sts”、“non”以外が指定された場合は無効です。本オプションを指定するときは、必ず-kオプションを指定してください。
本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。
本オプションは、運用管理サーバのDRMS管理ファイル内を検索する場合とオンライン検索する場合により、以下のように指定します。
本オプションを省略した場合、“serv”を指定したものとみなします。
本オプションを省略した場合、"own"が指定されたものとみなします。
本オプションは、-lオプションで“sts”、“non”以外が指定された場合は、指定しないでください。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
全メンテナンス版数の定義情報を出力します。
drmslst -a rms -l dfn -X
2 RMSLEVEL * 1 JOB1 RMSLEVEL V10L10 2 RJOB01 RJOB02
メンテナンス版数名が“V10L10”のメンテナンス版数の定義情報を出力します。
drmslst -a rms -v V10L10 -l dfn
1 RMSLEVEL V10L10 2 RJOB01 RJOB02
全メンテナンス版数の登録情報を出力します。
【Windows版】
drmslst -a rms -l add -X
2 RMSLEVEL * 2 RMS00001 1999/05/19 04:04:13 * * * 1 3,460 JOB2 1 0 0 YUNSRC2 * GEN00000 pc#txt * cl RMS00100 1999/05/19 04:03:38 * * * 1 3,460 JOB1 2 0 0 YUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm RMSLEVEL V10L10 1 RMS00100 1999/05/19 04:03:38 * * * 1 3,460 RJOB1 2 0 0 YUNYUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNYUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm
【UNIX版】
drmslst -a rms -l add -X
2 RMSLEVEL * 2 RMS00001 Mon Jan 11 04:04:13 1999 * * * 1 3,460 JOB2 1 0 0 YUNSRC2 * GEN00000 pc#txt * ws RMS00100 Mon Jan 11 04:03:38 1999 * * * 1 3,460 JOB1 2 0 0 YUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm RMSLEVEL V10L10 1 RMS00100 Mon Jan 11 04:03:38 1999 * * * 1 3,460 RJOB1 2 0 0 YUNYUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNYUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm
全メンテナンス版数の送信状況を出力します。
【Windows版】
drmslst -a rms -l sts -X
2 DAIDO serv 172.21.36.196 tcp/ip release 1999/05/19 04:02:15 * * 2 RMSLEVEL * 1 RMS00001 0 20 10 * 1999/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * 1999/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 1999/05/19 04:03:00 1999/05/19 04:05:03 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 HEIWA serv 172.21.36.198 tcp/ip release 1999/05/19 03:02:15 * * 1 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * 1999/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 1999/05/19 04:03:00 1999/05/19 04:05:03 * rmsdate * * 0/ 0/ 0
【UNIX版】
drmslst -a rms -l sts -X
2 DAIDO serv 172.21.36.196 tcp/ip release Mon Jan 11 04:02:15 1999 * * 2 RMSLEVEL * 1 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 1999 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 1999 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 Mon Jan 11 04:03:00 1999 Mon Jan 11 04:05:03 1999 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 HEIWA serv 172.21.36.198 tcp/ip release Mon Jan 11 03:02:15 1999 * * 1 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 1999 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 Mon Jan 11 04:03:00 1999 Mon Jan 11 04:05:03 1999 * rmsdate * * 0/ 0/ 0
“図:メンテナンス版数の定義情報の出力形式”にメンテナンス版数の定義情報の出力形式を、“図:メンテナンス版数の登録情報、送信状況の出力形式”にメンテナンス版数の登録情報、送信状況の出力形式を示します。
[出力形式1: -a rms -l add -Iを指定した場合]
【Windows版】
【UNIX版】
D: ディレクトリ R: 書き込み禁止ファイル
H: 隠しファイル S: システムファイル
A: バックアップ対象ファイル
[出力形式2: -a rms -l sts -G を指定した場合]
【Windows版】
【UNIX版】
なお、適用種別については、“システム名の定義情報、送信状況および適用状況の検索”の中の“表:適用種別、処理状態および処理結果の説明”を参照してください。
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