Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド | > 1.2.34 drmsdfn(サーバ用定義コマンド) |
自システム名、あて先システム名を定義します。
drmsdfn |
-a sys -k システム種別 [-n ノード名] -s システム名 [-c コメント] [-l keep|rel] [-p 通信種別] [-V 論理構成名] [-Y mng|nomng] [-H own|other] [-D ドメイン名] [-r] |
Windows版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
Windows版の場合、コメントは、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。
UNIX版の場合、コメントは、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(30文字以内)およびEUC(15文字以内)だけです。
ブランクを含む文字列で指定する場合は、“”(ダブルクォーテーション)”で囲んで指定します。この場合、“”(ダブルクォーテーション)”は文字数には含まれません。
本オプションが省略された場合は、DRMS編集ファイルのlineオプションで指定した値が採用されます。
本オプションを省略した場合は、あて先システムがサーバのときは、DRMS編集ファイルのserverprotocolオプションで指定した値が採用されます。あて先システムがクライアントのときは、“tcp/ip”が指定されたものとみなします。-kオプションで“own”または“cl”を指定した場合は、本オプションに“dts”を指定することはできません。
本オプションを省略した場合は、DRMS編集ファイルのserverprotocolオプションで指定した値が採用されます。あて先システムがクライアントのときは、“tcp/ip”が指定されたものとみなします。-kオプションで“own”または“ws”を指定した場合は、本オプションに“dts”を指定することはできません。また、システムがAIXの場合は、本オプションに“dts”および“https”を指定することはできません。
Windows版の場合、論理構成名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。
Windows版の場合、本オプションは-kオプションに“cl”を指定したとき指定することができます。
UNIX版の場合、論理構成名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。
UNIX版の場合、本オプションは-kオプションに“ws”を指定したとき指定することができます
なお、本オプションを指定した場合は、-Yオプションを指定することはできません。
本オプションを省略した場合は、自システムに直接接続される(隣接)クライアントとして定義されます。
Windows版の場合、本オプションは-kオプションに“cl”を指定したときに指定することができます。
UNIX版の場合、本オプションは-kオプションに“ws”を指定したときに指定することができます。
なお、-Vオプションを指定した場合は、本オプションを指定することはできません。
本オプションを省略した場合は、“mng”が指定されたものとみなします。
本オプションは以下のように指定します。本オプションを省略した場合は、“own”が指定されたものとみなします。
自サーバから見て隣接と非隣接は以下の考え方で指定してください。
定義対象 |
-Hオプションの指定 |
-Dオプション |
自サーバ配下のクライアント |
ownまたはデフォルト |
不要 |
隣接サーバ |
ownまたはデフォルト |
不要 |
隣接サーバ配下のクライアント |
ownまたはデフォルト |
必要 |
非隣接サーバ |
other |
必要 |
非隣接サーバ配下のクライアント |
other |
必要 |
本オプションは、-Hオプションに“other”を指定した場合、または隣接サーバ配下のクライアント定義時に必ず指定します。
-Hオプションを省略または“own”を指定し、-kオプションに“serv”を指定した場合には、本オプションを指定することはできません。
ドメイン名として指定する名前は以下の通りです。
定義対象 |
-Dオプションの指定値 |
隣接サーバ配下のクライアント |
隣接サーバのシステム名 |
非隣接サーバ |
非隣接サーバのすぐ上位のサーバのシステム名 |
非隣接サーバ配下のクライアント |
クライアント接続先の非隣接サーバのシステム名 |
なお、本オプションを省略した場合は、上記の条件に一致した場合にアドレスが解決できるかどうかをチェックします。
自システム名とあて先システム名の定義を省略した場合の扱いは、以下のとおりです。
オプションの指定に誤りがあります。定義処理ができません。
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
あて先システム名を“SERV01”、システム種別を“serv”、相手側ノード名をホスト公式名“serv01”、通信種別を“tcp/ip”、資源転送方式をセション継続指定“keep”、コメントを“2002年4月28日に定義”と定義します。
drmsdfn -a sys -s SERV01 -k serv -n serv01 -p tcp/ip -l keep -c 2002年4月28日に定義
あて先システム名を“FMV04”、システム種別を“serv”、相手側ノード名を“FMV04”、通信種別を“tcp/ip”で名前使用可能のチェックをともなった定義をします。
drmsdfn -a sys -k serv -s FMV04 -n FMV04 -p tcp/ip -r
あて先システム名を“SERV02”、システム種別を“serv”、相手側ノード名を“node02”、通信種別を“dts”、資源転送方式をセション切断指定“rel”、コメントを“2002年4月28日に定義”と定義します。
drmsdfn -a sys -s SERV02 -k serv -n node02 -p dts -l rel -c 2002年4月28日に定義
あて先システム名を“FMV01”、システム種別を“cl”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV01 -k cl -n 111.222.333.444 -p tcp/ip
あて先システム名を“FMV01”、システム種別を“ws”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV01 -k ws -n 111.222.333.444 -p tcp/ip
あて先システム名を“FMV02”、システム種別を“cl”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、論理構成名を“Ronri”と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV02 -k cl -n 111.222.333.444 -p tcp/ip -V Ronri
あて先システム名を“FMV02”、システム種別を“ws”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、論理構成名を“Ronri”と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV02 -k ws -n 111.222.333.444 -p tcp/ip -V Ronri
あて先システム名を“FMV03”、システム種別を“cl”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、クライアントのステータスを管理しない“nomng”と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV03 -k cl -n 111.222.333.444 -p tcp/ip -Y nomng
あて先システム名を“FMV03”、システム種別を“ws”、相手側ノード名を“111.222.333.444”、通信種別を“tcp/ip”、クライアントのステータスを管理しない“nomng”と定義します。
drmsdfn -a sys -s FMV03 -k ws -n 111.222.333.444 -p tcp/ip -V nomng
復帰値を参照してください。
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