Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第3章 導入> 3.4 導入作業

3.4.3 クラスタのセットアップ(プライマリでの設定)

Systemwalker Centric Managerをクラスタシステム上へ構築する設定について説明します。

■クラスタのセットアップ

プライマリノードでの設定手順を以下に示します。

  1. プライマリノードで共有ディスクをオンライン化します。

    詳細については、“共有ディスクのオンライン化”を参照してください。

  2. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を起動します。運用環境が構築されていない場合、システムを起動してログオンすると自動的に起動されます。

    →[運用環境保守ウィザード]ウィンドウが表示されます。

  3. [次へ]ボタンをクリックします。
    →[処理の選択]ダイアログボックスが表示されます。

  4. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[運用形態の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 以下の項目を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    設定する項目

    説明

    [運用形態]

    “クラスタ運用(Microsoft(R) Cluster Server-プライマリノード)”を指定します。

    [物理ディスクリソース名]

    共有ディスクとして使用する物理ディスクリソース名を指定します。クラスタシステムに登録したQuorumディスク用のリソースは指定しないでください。

    [論理IPアドレス]

    Systemwalker Centric Manager用グループの仮想アドレスとして任意のIPアドレスを指定します。すでに使用されているIPアドレスは指定しないでください。

    [サブネットマスク]

    運用管理サーバのあるネットワークのサブネットマスクを指定します。

    [論理ホスト名]

    Systemwalker Centric Manager用グループのネットワーク名として任意の名前を指定します。すでに使用されているネットワーク名は指定しないでください。

    [クラスタ名]

    MSCSのセットアップ時に設定したクラスタ名を指定します。

    [外部接続用ネットワーク名]

    MSCSのセットアップ時に設定した外部通信用ネットワークを指定します。

    →[各種データベース作成情報の入力]ダイアログボックスが表示されます。

  6. フレームワークデータベースを作成するために必要な、以下の項目を指定します。
  7. その他のデータベースを作成する場合には、各データベースの作成に必要な情報の入力を行います。

    [設定の対象]から作成したいデータベースを選択し、設定情報を入力してください。各データベースの作成方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

    ヘルプデスク機能を使用する場合は、“環境構築後にデータベースを作成する場合”を参照してください。
    各データベースは、環境構築後も作成することができます。
    環境構築後に作成する場合は、“環境構築後にデータベースを作成する場合”を参照してください。
  8. [次へ]ボタンをクリックします。

    →[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。

  9. [設定内容の一覧]で設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →[処理の実行]ダイアログボックスが表示され、処理を実行します。

  10. [処理完了]ダイアログボックスが表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。

ヘルプデスクデータベースを作成した場合、“hd_user”がアカウントとしてシステムに登録されます。データベース作成後、ただちにパスワードを変更してください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用機能により必要な環境設定”-“ヘルプデスク機能を利用する場合の環境設定”を参照してください。

 


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