Symfoware Server メッセージ集
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第6章 RDBが内部矛盾を検出して異常終了した場合に出力されるメッセージ

6.18 分類コード16.1.9.xxx番台のメッセージ

6.18.1 分類コード16.1.9.12292 

[利用者の処置]

全てのアーカイブログファイルを再作成してください。次に、SymfoWAR
E/RDBを再起動後にディクショナリ及び全てのユーザデータベースの退
避データを取得してください。

[調査資料]

データベース定義
  格納場所:
    定義系コマンド(rdbddlex等)の実行時はコマンドで指定した入力
    ファイルです。
    アプリケーションやユーティリティコマンド(rdbsloader等)の実行
    時は各々で扱うRDB資源の定義情報をrdbprtコマンドで取得し
    てください。
  取得方法:
    定義系コマンドの実行時はコマンドで指定した入力ファイルをdd
    コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    入力ファイルが/home/rdb/tbl01.ddlでカートリッジテープに取得
    する場合の例を以下に示します。
    操作例:
      dd if=/home/rdb/tbl01.ddl of=/dev/rmt/0
    アプリケーションやユーティリティコマンドの実行時は各々で扱う
    RDB資源を指定してrdbprtコマンドを実行してください。
    rdbprtコマンドで出力される情報を取得してください。
    rdbprtコマンドで表(SCH01.TBL01)の定義情報を取得する例を以下
    に示します。
      rdbprt -m DEF -d DB01 /home/rdb/tbl01.prt
      入力ファイル(tbl01.prt)の内容
        TABLE(SCH01.TBL01)
データベーススペース
  格納場所:
    rdbddlexコマンドのCREATE DBSPACE文で指定したローデバイスです。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s1 of=/dev/rmt/0

6.18.2 分類コード16.1.9.1793 

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを再起動してください。
Symfoware/RDBを再起動する必要がない場合は、コマンドを再実行して
ください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=コンソールログファイル名 of=/dev/rmt/0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=ファイル名 of=/dev/rmt/0
RDBディレクトリファイル
  格納場所:
    データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル
    のRDBDIRSPACE1で指定したパスの、“DIR_FILE1”という名称のUNIXファイ
    ル です。
    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタフ
    ァイルのRDBDIRSPACE2で指定したパスの、“DIR_FILE2”という名称のUNIX
    ファイルです。
  取得方法:
    データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、dd
    コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=/home/rdbdir/DIR_FILE1 of=/dev/rmt/0
      dd if=/home/rdbdir/DIR_FILE2 of=/dev/rmt/0

6.18.3 分類コード16.1.9.33540 

[利用者の処置]

全てのアーカイブログファイルを再作成してください。次に、SymfoWAR
E/RDBを再起動後にディクショナリ及び全てのユーザデータベースの退
避データを取得してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=コンソールログファイル名 of=/dev/rmt/0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=ファイル名 of=/dev/rmt/0
ログ管理ファイル
  格納場所:
    ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は
    、指定したディレクトリに存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ
    ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
  取得方法:
    ログ管理ファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
    い。
    操作例:
      dd if=/opt/FSUNrdb2b/etc/rdblogmanage of=/dev/rmt/0
アーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行する
    ことで取得できます。
  取得方法:
    アーカイブログファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして
    ください。
    操作例(アーカイブログファイルがローデバイスに存在する場合):
      dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s1 of=/dev/rmt/0
バックアップアーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドでバックアップしたときのバックアップ場
    所に存在します。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みのバックアップアーカイブログファイルをddコマンド等により別の
    2次記憶媒体にバックアップしてください。

6.18.4 分類コード16.1.9.33541 

[利用者の処置]

全てのアーカイブログファイルを再作成して、Symfoware/RDBを再起動
してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=コンソールログファイル名 of=/dev/rmt/0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=ファイル名 of=/dev/rmt/0
ログ管理ファイル
  格納場所:
    ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は
    、指定したディレクトリに存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ
    ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
  取得方法:
    ログ管理ファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
    い。
    操作例:
      dd if=/opt/FSUNrdb2b/etc/rdblogmanage of=/dev/rmt/0
アーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行する
    ことで取得できます。
  取得方法:
    アーカイブログファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして
    ください。
    操作例(アーカイブログファイルがローデバイスに存在する場合):
      dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s1 of=/dev/rmt/0
バックアップアーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドでバックアップしたときのバックアップ場
    所に存在します。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みのバックアップアーカイブログファイルをddコマンド等により別の
    2次記憶媒体にバックアップしてください。

6.18.5 分類コード16.1.9.769 

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを再起動してください。
Symfoware/RDBを再起動する必要がない場合は、コマンドを再実行して
ください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=コンソールログファイル名 of=/dev/rmt/0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=ファイル名 of=/dev/rmt/0

6.18.6 分類コード16.1.9.770 

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを再起動してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=コンソールログファイル名 of=/dev/rmt/0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=ファイル名 of=/dev/rmt/0

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