Symfoware Server メッセージ集
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第5章 COBOLのアプリケーションのコンパイル時に出力されるメッセージ

5.3 12100番台のメッセージ

5.3.1 12100 

  埋込みSQL文中に行内コメント(*>)が記述されました.

[メッセージの意味]

  埋込みSQL文中にCOBOLの行内コメントは記述できません。

[利用者の処置]

  行内コメントを削除するか、または埋込みSQL文中で使用できるコメント記号“--”に置き換えて、再翻訳してください。

5.3.2 12101 

  埋込みSQL文中にSQL終了子(END-EXEC)が記述されていません.

[メッセージの意味]

  埋込みSQL文にSQL終了子“END-EXEC”が記述されていません。

[利用者の処置]

  埋込みSQL文にはSQL終了子“END-EXEC”が必要です。SQL終了子を記述して、再翻訳してください。

5.3.3 12102 

  埋込みSQL文の長さが定量制限値を超えています.

[メッセージの意味]

  埋込みSQL文の長さが定量制限値を超えています。

[利用者の処置]

  埋込みSQL文の長さを定量制限値以下にして、再翻訳してください。

5.3.4 12103 

  埋込みSQL文中にSQL先頭子(EXEC SQL)が記述されていません.

[メッセージの意味]

  予約語のEND-EXECが単独で使用されています。

[利用者の処置]

  埋込みSQL文にはSQL先頭子“EXEC SQL”が必要です。SQL先頭子を記述してください。また、“EXEC SQL”を利用者語として使用したならば削除して、再翻訳してください。

5.3.5 12104 

  埋込みSQL文中の定数の継続記述に誤りがあります.

[メッセージの意味]

  埋込みSQL文中の定数の継続において、後の行は引用符から始めなければなりません。

[利用者の処置]

  埋込みSQL文中の定数の継続において、後の行は、標識領域にハイフンを記述して引用符から始めて、再翻訳してください。

5.3.6 12105 

  SQL埋込みCOBOLプログラムが空のファイルです.

[メッセージの意味]

  SQL埋込みCOBOLプログラムが空のファイルです。

[利用者の処置]

  SQL埋込みCOBOLプログラムにSQLテキストおよびCOBOLテキストを1文以上指定し、再翻訳してください。


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