Symfoware Server メッセージ集
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第4章 C言語のアプリケーションのコンパイル時に出力されるメッセージ

4.2 11000番台のメッセージ

4.2.1 11000 

  メモリが足りません.

[メッセージの意味]

  メモリの空き領域が不足しているために、プレコンパイラが起動できません。

[利用者の処置]

  メモリの空き領域を広げて、再実行してください。

4.2.2 11001 

  環境変数SQLPCにおいてオプション“@1@”の引数が指定されていません.

[メッセージの意味]

  環境変数“SQLPC”において指定された最後のオプションの引数がありません。

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  現在の環境変数“SQLPC”の最後で指定されているオプションには引数の指定が必要です。cshのsetenvコマンドを用いてオプションに適切な引数を指定し、コマンドを再実行してください。

4.2.3 11002 

  オプション“@1@”の引数が指定されていません.

[メッセージの意味]

  コマンドラインにおいて指定された最後のオプションの引数がありません。

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  入力されたオプション“@1@”には引数の指定が必要です。オプションに適切な引数を指定し、コマンドを再実行してください。

4.2.4 11003 

  環境変数SQLPCにおいて不当なオプション“@1@”が指定されました.

[メッセージの意味]

  環境変数“SQLPC”において指定された文字列は、起動オプションではありません。

[パラメタの意味]

  @1@:  オプションではない文字列

[利用者の処置]

  オプションを確認し、環境変数“SQLPC”に指定したオプション情報を修正してください。詳細は、manコマンドを利用して、参照してください。  また、このエラーが出力された場合は以下の点も確認してください。
  1)環境変数“SQLPC”内でSQL埋込みCプログラムが指定されていないこと
   -  SQL埋込みCプログラムは必ずコマンドラインで指定する
  2)それぞれのオプションが空白で区切られていること

4.2.5 11004 

  不当なオプション“@1@”が指定されました.

[メッセージの意味]

  コマンドラインで指定された文字列は、起動オプションではありません。

[パラメタの意味]

  @1@:  オプションではない文字列

[利用者の処置]

  オプションを確認し、コマンドラインに指定したオプション情報を修正して、コマンドを再実行してください。詳細は、manコマンドを利用して、参照してください。

4.2.6 11005 

  環境変数SQLPCにおいてオプション“@1@”の引数として指定された値が不当です.

[メッセージの意味]

  環境変数“SQLPC”において指定されたオプションの引数の値が、適切ではありません。以下の条件に該当する可能性があります。
  1)引数の値が、不当な文字列で構成されている
  2)引数の長さが、制限値を超えている

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  マニュアルに記載されているオプションの引数を確認し、環境変数“SQLPC”に指定したオプション情報を修正してください。

4.2.7 11006 

  オプション“@1@”の引数として指定された値が不当です.

[メッセージの意味]

  コマンドラインで指定されたオプションの引数の値が、適切ではありません。以下の条件に該当する可能性があります。
  1)引数の値が、不当な文字列で構成されている
  2)引数の長さが、制限値を超えている

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  マニュアルに記載されているオプションの引数を確認し、コマンドラインに指定したオプション情報を修正して、コマンドを再実行してください。

4.2.8 11007 

  環境変数SQLPCにおいてオプション“@1@”の引数として指定されたパスが長すぎます.

[メッセージの意味]

  環境変数“SQLPC”で指定されたオプションの引数であるパスの長さが限界値1024文字を超えました。

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  環境変数“SQLPC”で指定した“@1@”オプションの引数であるパスの長さを1024文字以下に変更してください。

4.2.9 11008 

  オプション“@1@”の引数として指定されたパスが長すぎます.

[メッセージの意味]

  コマンドラインで指定したオプションの引数であるパスの長さが限界値1024文字を超えました。

[パラメタの意味]

  @1@:  該当のオプション

[利用者の処置]

  “@1@”オプションの引数であるパスの長さを1024文字以下に変更してコマンドを再実行してください。

4.2.10 11009 

  SQL埋込みCプログラムが指定されていません.

[メッセージの意味]

  コマンド実行時にSQL埋込みCプログラムが指定されませんでした。

[利用者の処置]

  SQL埋込みCプログラムを指定し、コマンドを再実行してください。

4.2.11 11010 

  SQL埋込みCプログラムのファイル名が不当です.

[メッセージの意味]

  指定されたSQL埋込みCプログラムのファイル名が不当です。以下の条件の該当する場合、不当なファイル名となります。
  1)パスとファイル名の合計の長さが1024文字を超えています

[利用者の処置]

  SQL埋込みCプログラムのファイル名を修正して、コマンドを再実行してください。

4.2.12 11011 

  SQL埋込みCプログラムのファイル名に拡張子“@1@”は指定できません.

[メッセージの意味]

  SQL埋込みCプログラムの拡張子として“.c”,“.cpp”または、“.lst”を持つファイル名が指定されました。

[パラメタの意味]

  @1@:  指定された拡張子名

[利用者の処置]

  SQL埋込みCプログラムのファイル名の拡張子を“.c”,“.cpp”および“.lst”以外に変更して、コマンドを再実行してください。

4.2.13 11012 

  参照または更新不可能な同名のファイル“@1@”が存在します.

[メッセージの意味]

  指定されたファイル名と同名で更新できない属性を持つファイルが、既に出力先のディレクトリ内に存在します。

[パラメタの意味]

  @1@:  指定されたファイル名

[利用者の処置]

  ファイルの出力先ディレクトリにある既存ファイルが不要な場合は、属性を更新可能な状態変更するか、またはファイルを削除してください。既存のファイルが必要な場合には、ファイルを変名するか、または他のディレクトリに移動する等の適切な処置を行ってください。  なお、上記の対処を行った後も当エラーが出力される場合には、-lまたは-tオプションでファイルの出力先が変更されている可能性があります。環境変数“SQLPC”を確認し、-lまたは-tオプションを使ってファイルの出力先が指定されている場合には、そのディレクトリに対して上記処置を行ってください。

4.2.14 11013 

  環境変数INCDIRにおいて指定されたパスが長すぎます.

[メッセージの意味]

  環境変数“INCDIR”で指定されたパスの長さが限界値1024文字を超えました。

[利用者の処置]

  環境変数“INCDIR”に指定するパスの長さを1024文字以下に変更してください。

4.2.15 11014 

  環境変数TMPDIRに複数のディレクトリが指定されました.

[メッセージの意味]

  環境変数“TMPDIR”に複数のディレクトリが指定されました。

[利用者の処置]

  環境変数“TMPDIR”には一つのディレクトリしか指定できません。環境変数“TMPDIR”のディレクトリを一つに変更してください。

4.2.16 11015 

  環境変数TMPDIRに指定されたディレクトリ“@1@”が見つかりません.

[メッセージの意味]

  環境変数“TMPDIR”に指定されたディレクトリは存在しません。

[パラメタの意味]

  @1@:  指定されたディレクトリ

[利用者の処置]

  環境変数“TMPDIR”を変更し、実際に存在する適切なディレクトリを指定してください。

4.2.17 11016 

  環境変数TMPDIRに指定されたパスが長すぎます.

[メッセージの意味]

  環境変数“TMPDIR”に指定されたパスの長さが限界値1024文字を超えました。

[利用者の処置]

  環境変数“TMPDIR”に指定するパスの長さを1024文字以下に変更してください。

4.2.18 11017 

  環境変数TMPDIRに指定されたディレクトリは参照または更新ができません.

[メッセージの意味]

  環境変数“TMPDIR”に指定されたディレクトリは参照または更新ができません。

[利用者の処置]

  環境変数“TMPDIR”に参照または更新可能なディレクトリを指定してください。

4.2.19 11018 

  “@1@”オプションに指定されたディレクトリが見つかりません.

[メッセージの意味]

  コマンドラインで指定されたディレクトリは存在しません。

[パラメタの意味]

  @1@:  指定されたオプション

[利用者の処置]

  存在するディレクトリを指定してください。

4.2.20 11019 

  環境変数SQLPCで“@1@”オプションに指定されたディレクトリが見つかりません.

[メッセージの意味]

  環境変数“SQLPC”で指定されたディレクトリは存在しません。

[パラメタの意味]

  @1@:  指定されたオプション

[利用者の処置]

  環境変数“SQLPC”を変更し、存在するディレクトリを指定してください。

4.2.21 11020 

  環境変数LANGに日本語が設定されていません.

[メッセージの意味]

  環境変数“LANG”に日本語が設定されていません。環境変数“LANG”は日本語として処理を続行します。

[利用者の処置]

  環境変数“LANG”に日本語を設定してください。

4.2.22 11021 

  コマンドラインに指定したインクルード数が10個を超えました.11個目以降のディレクトリは無視します.

[メッセージの意味]

  コマンドラインで指定されたインクルードディレクトリの合計が限界値10を超えました。インクルードディレクトリとして有効なのは10番目に指定されたディレクトリまでです。それより後のインクルードの指定は無視されます。またコマンドラインより優先度の低い環境変数“SQLPC”および環境変数“INCDIR”でのインクルードの指定も無視されます。

[利用者の処置]

  11番目以降のインクルードディレクトリを使用するのであれば、使用するインクルードディレクトリが10番目までになるように変更してください。

4.2.23 11022 

  コマンドラインおよび環境変数SQLPCに指定したインクルード数が10個を超えました.11個目以降のディレクトリは無視します.

[メッセージの意味]

  コマンドラインおよび環境変数“SQLPC”で指定されたインクルードディレクトリの合計が限界値10を超えました。インクルードディレクトリとして有効なのは環境変数“SQLPC”に指定された10番目のディレクトリまでです。環境変数“SQLPC”に指定されたそれより後のインクルードの指定は無視されます。また環境変数“INCDIR”に指定されたインクルードの指定も無視されます。

[利用者の処置]

  11番目以降のインクルードディレクトリを使用するのであれば、使用するインクルードディレクトリが10番目までになるように変更してください。

4.2.24 11023 

  コマンドライン、環境変数SQLPCおよび環境変数INCDIRに指定したインクルード数が10個を超えました.11個目以降のディレクトリは無視します.

[メッセージの意味]

  コマンドライン、環境変数“SQLPC”および環境変数“INCDIR”で指定されたインクルードディレクトリの合計が限界値10を超えました。インクルードディレクトリとして有効なのは環境変数“INCDIR”に指定された先頭から10番目のディレクトリまでです。環境変数“INCDIR”に指定されたそれより後のインクルードの指定は無視されます。

[利用者の処置]

  11番目以降のインクルードディレクトリを使用するのであれば、使用するインクルードディレクトリが10番目までになるように変更してください。

4.2.25 11024 

  -vsオプションに指定されたディレクトリにSQL埋込みCプログラムと同名のファイルが存在します.

[メッセージの意味]

  SQL埋込みCプログラムと同名のファイルが存在するディレクトリは、-vsオプションに指定できません。

[利用者の処置]

  ディレクトリ内のSQL埋込みCプログラムと同名のファイルを削除してください。または、-vsオプションに別のディレクトリを指定してください。

4.2.26 11025 

  環境変数SQLPCで-vsオプションに指定されたディレクトリにSQL埋込みCプログラムと同名のファイルが存在します.

[メッセージの意味]

  SQL埋込みCプログラムと同名のファイルが存在するディレクトリは、-vsオプションに指定できません。

[利用者の処置]

  ディレクトリ内のSQL埋込みCプログラムと同名のファイルを削除してください。または、-vsオプションに別のディレクトリを指定してください。

4.2.27 11026 

  -vsオプションに指定されたディレクトリは参照または更新ができません.

[メッセージの意味]

  -vsオプションに指定されたディレクトリは、参照権または更新権がありません。

[利用者の処置]

  ディレクトリに参照権と更新権を付加してください。または、-vsオプションに別のディレクトリを指定してください。

4.2.28 11027 

  環境変数SQLPCで-vsオプションに指定されたディレクトリは参照または更新ができません.

[メッセージの意味]

  -vsオプションに指定されたディレクトリは、参照権または更新権がありません。

[利用者の処置]

  ディレクトリに参照権と更新権を付加してください。または、-vsオプションに別のディレクトリを指定してください。

4.2.29 11028 

  組み込み命令の変換でエラーが発生しました.

[メッセージの意味]

  組み込み命令の変換でエラーが発生しました。

[利用者の処置]

  同時に出力されているメッセージに従い、対処してください。

4.2.30 11030 

  SQL埋込みCプログラムのファイルが見つかりません.

[メッセージの意味]

  SQL埋込みCプログラムのファイルが見つかりません。

[利用者の処置]

  以下を確認してください。
  1)  SQL埋込みCプログラムのファイルのパス名

4.2.31 11031 

  SQL埋込みCプログラムのファイル名にディレクトリが指定されました.

[メッセージの意味]

  指定されたSQL埋込みCプログラムの属性がディレクトリです。

[利用者の処置]

  SQL埋込みCプログラムにはディレクトリ以外のファイルを指定してください。

4.2.32 11040 

  オプションの組み合わせに誤りがあります.

[メッセージの意味]

  オプションの組み合わせに誤りがあります。以下の条件に該当する可能性があります。
  1)-dオプションが指定されず、-sオプションが指定されている

[利用者の処置]

  manコマンドを利用してオプションを確認し、コマンドを再実行してください。

4.2.33 11041 

  環境変数RDBDBに指定されたデータベース名が不当です.

[メッセージの意味]

  環境変数“RDBDB”に指定された値が、適切ではありません。以下の条件に該当する可能性があります。
  1)値が不当な文字列で構成されている
  2)値の長さが制限値を超えている

[利用者の処置]

  正しいデータベース名を指定して、コマンドを再実行してください。

4.2.34 11042 

  -Tオプションと-v9オプションは同時に指定できません.

[メッセージの意味]

  -Tオプションと-v9オプションは同時に指定できません。

[利用者の処置]

  manコマンドを利用してオプションを確認し、コマンドを再実行してください。


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