Symfoware Server メッセージ集
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第3章 メッセージ番号がJYPで始まるメッセージ

3.32 JYP4900番台のメッセージ

3.32.1 JYP4900E 

DSI定義で指定されたDSOのページ長がデータベーススペース“@1@”のセクタ長の倍数ではありません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

DSIのページ長はDSI定義で割付けるデータベーススペースのローデバイスのブロック長の倍数でなければなりません。

[パラメタの意味]

@1@: データベーススペース名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

DSI定義で割付けるデータベーススペースのローデバイスのブロック長を調べ、ページ長の倍数であるものを指定してください。

3.32.2 JYP4901E 

通信先のシステムでRDBサーバ空間内のメモリ不足が発生しました.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

通信先のSymfoware/RDBサーバ空間内のメモリ不足が発生しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

各システムのコンソールメッセージを確認してメモリ不足が発生しているシステムについて十分なメモリが取れるようにシステム編集をやり直して、再実行してください。

3.32.3 JYP4920E 

作業用ディレクトリパス名の長さが制限値“@1@”バイトを超えています.

[状態コード]

71020

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ名の長さが制限値“@1@”バイトを超えています。

[パラメタの意味]

@1@: 制限値

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに制限値を超えない長さのディレクトリ名を指定し、再実行してください。

3.32.4 JYP4921E 

作業用ディレクトリパス名が絶対パス名で指定されていません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ名が絶対パス名ではありません。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHにディレクトリ名を絶対パス名で指定し、再実行してください。

3.32.5 JYP4922E 

作業用ディレクトリ“@1@”は存在しません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”は存在しません。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに存在するディレクトリを指定し、再実行してください。

3.32.6 JYP4923E 

作業用ディレクトリ“@1@”に検索許可がありません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”に検索許可がありません。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに検索許可があるディレクトリを指定し、再実行してください。

3.32.7 JYP4924E 

パス“@1@”はディレクトリではありません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定した“@1@”はディレクトリではありません。

[パラメタの意味]

@1@: パス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHにディレクトリを指定し、再実行してください。

3.32.8 JYP4925E 

作業用ディレクトリ“@1@”に対するアクセス権限がありません.

[状態コード]

74110

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”に対するアクセス権限がありません。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHにアクセス権限があるディレクトリを指定し、再実行してください。

3.32.9 JYP4930E 

データベーススペース“@1@”が参照更新抑止の状態です.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

データベーススペース“@1@”が参照更新抑止の状態です。

[パラメタの意味]

@1@: データベーススペース名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベーススペースの参照更新抑止の利用規定を解除してください。

3.32.10 JYP4931E 

データベーススペース“@1@”が更新抑止の状態です.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

データベーススペース“@1@”が更新抑止の状態です。

[パラメタの意味]

@1@: データベーススペース名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベーススペースの更新抑止の利用規定を解除してください。

3.32.11 JYP4932E 

データベーススペース“@1@”がアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

データベーススペース“@1@”がアクセス禁止状態です。

[パラメタの意味]

@1@: データベーススペース名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

利用者がrdbinhコマンドを使用して、データベーススペースをアクセス禁止状態にしている場合はそれを解除してください。 それ以外の場合は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”のロールバック不可からのリカバリに従って、データベースをリカバリしてください。

3.32.12 JYP4933E 

DSI“@1@”が参照更新抑止の状態です.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

DSI“@1@”が参照更新抑止の状態です。

[パラメタの意味]

@1@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

DSIの参照更新抑止の利用規定を解除してください。

3.32.13 JYP4934E 

DSI“@1@”がアクセス禁止状態です.

[状態コード]

71410

[メッセージの意味]

DSI“@1@”がアクセス禁止状態です。

[パラメタの意味]

@1@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

利用者がrdbinhコマンドを使用して、DSIをアクセス禁止状態にしている場合はそれを解除してください。 それ以外の場合は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”のロールバック不可からのリカバリに従って、データベースをリカバリしてください。

3.32.14 JYP4940E 

ファイル“@1@”の読込み処理に失敗しました.errno:“@2@”

[状態コード]

71720

[メッセージの意味]

ファイル“@1@”の読込み処理に失敗しました。

[パラメタの意味]

@1@: ファイル名
@2@: readシステムコールのエラー番号

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。 詳細は“System Administrator AnswerBook - Japanese”を参照してください。

3.32.15 JYP4941E 

作業用ディレクトリ“@1@”の作業用ファイルにアクセスできません.“@2@”errno:“@3@”

[状態コード]

74210

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”の作業用ファイルにアクセス出来ません。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名
@2@: システムコール名
@3@: システルコールのエラー番号

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。 詳細は“System Administrator AnswerBook - Japanese”を参照してください。

3.32.16 JYP4942E 

作業用ディレクトリ“@1@”の容量不足が発生しました.

[状態コード]

72200

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”の容量が不足しました。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリに空き領域を確保し、再実行してください。 もしくは、動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHのディレクトリの指定を変更し、再実行してください。

3.32.17 JYP4943E 

作業用ディレクトリ“@1@”のファイル数が多すぎます.

[状態コード]

71000

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”のファイル数が多すぎます。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHにファイル数が少ないディレクトリを指定し、再実行してください。

3.32.18 JYP4944E 

デバイス“@1@”で入出力障害が発生しました.“@2@”errno:“@3@”

[状態コード]

74000

[メッセージの意味]

デバイス“@1@”で入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: デバイス名
@2@: システムコール名
@3@: システルコールのエラー番号

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、対象データベースまたはユーザログテーブルをリカバリしてください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”の媒体障害からのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の異常時の運用

3.32.19 JYP4945E 

作業用ディレクトリ“@1@”で入出力障害が発生しました.errno:“@2@”

[状態コード]

74200

[メッセージの意味]

動作環境ファイルのWORK_PATHパラメタまたは環境変数RDBWPATHに指定したディレクトリ“@1@”で入出力障害が発生しました。

[パラメタの意味]

@1@: 作業用ディレクトリパス名
@2@: システムコールのエラー番号

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムコールのエラー番号により、異常原因を調査し、原因を取り除いてから再実行してください。 詳細は“System Administrator AnswerBook - Japanese”を参照してください。

3.32.20 JYP4946E 

RDBIIディクショナリで入出力障害が発生しました.

[状態コード]

74720

[メッセージの意味]

RDBディクショナリで入出力障害が発生しました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかのマニュアルに従って、RDBディクショナリをリカバリしてください。
  - “Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ
  - “Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ

3.32.21 JYP4947E 

実行中のソート用実行体の数がシステムの制限値を超えました.

[状態コード]

71020

[メッセージの意味]

実行中のソート用実行体の数がシステムの制限値を超えました。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBシステムの負荷がさがるのを待って再実行してください。

3.32.22 JYP4948E 

RDBIIディクショナリが更新抑止または参照更新抑止の状態です.

[状態コード]

71400

[メッセージの意味]

RDBディクショナリが更新抑止または参照更新抑止の状態です。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

RDBディクショナリの更新抑止または参照更新抑止の利用規定を解除してから、再実行してください。

3.32.23 JYP4980E 

コード変換環境の設定に誤りがあります.

[状態コード]

71030

[メッセージの意味]

コード変換環境の設定に誤りがあります。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムのコード系とデータベースのコード系が異なる環境の場合はコード変換環境が必要です。 標準コード変換がインストールされているか確認してください。 または、インストールされている標準コード変換のバージョンがソフトウェア説明書に記述されているものか確認してください。 または、サポートされていないコード変換の組み合わせを設定していないか確認してください。

3.32.24 JYP4990E 

指定された資源あるいは関連する資源はTJNL対象の資源であるため定義,変更,削除の処理を実施することができません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

指定された資源あるいは関連する資源はTJNL対象の資源であるため、定義、変更、削除の処理を実施することができません。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

TJNLの環境を終了させた後、再度実行してください。

3.32.25 JYP4991E 

指定されたデータベーススペース“@1@”の定義情報が破壊されています.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

指定されたデータベーススペースの定義情報が破壊されているためDSI定義を実行することができません。

[パラメタの意味]

@1@: データベーススペース名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

データベーススペースを削除後に再定義してからDSI定義を実行してください。

3.32.26 JYP4992E 

システムエラーを検出しました.詳細コード:“@1@”−“@2@”.

[状態コード]

70000

[メッセージの意味]

システムエラーを検出しました。

[パラメタの意味]

@1@: 詳細コード1
@2@: 詳細コード2

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

パラメタをメモして当社技術員(SE)に連絡してください。

3.32.27 JYP4993E 

指定された表または関連する表“@1@”は差分ログ取得の対象であるため削除または変更することはできません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

指定された表または指定された資源に関連する表が差分ログ取得の対象であるため、その表を削除または定義変更することはできません。

[パラメタの意味]

@1@: 表名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

指定された表または関連する表を差分ログ取得の対象から外した後、再実行してください。

3.32.28 JYP4994E 

指定されたDSIまたは関連するDSI“@1@”は差分ログ取得の対象であるため削除または変更することはできません.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

指定されたDSIまたは指定された資源に関連するDSIが差分ログ取得の対象であるため、そのDSIを削除または定義変更することはできません。

[パラメタの意味]

@1@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

指定されたDSIまたは関連するDSIを差分ログ取得の対象から外した後、再実行してください。

3.32.29 JYP4995E 

定義文の処理で異常が発生したためDSI“@1@”以降の処理をロールバックしました.

[状態コード]

71730

[メッセージの意味]

定義文の処理で異常が発生したため実施済の処理の一部をロールバックしました。

[パラメタの意味]

@1@: DSI名

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

同時に出力されるメッセージから異常原因を調査し、原因を取り除いた後、ロールバックした資源の処理から再実行してください。

3.32.30 JYP4996E 

指定された定義文はサポートされていません.

[状態コード]

37000

[メッセージの意味]

指定された定義文はサポートされていません。

[システムの処理]

この文の処理を中止します。

[利用者の処置]

システムでサポートされている定義文を指定してください。


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