Symfoware Server メッセージ集 |
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第2章 メッセージ番号がqdgで始まるメッセージ |
[メッセージの意味]
リカバリを適用しない運用のDSIに対してロールバックを行ったか、または、その他の理由でロールバックが不可能なため、データベースをアクセス禁止状態にしました。
[パラメタの意味]
s*: データベース名
t*: DSI名
u*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
データベースをアクセス禁止状態にします。
[利用者の処置]
- rdbinfコマンドの-iオプション及び、-aオプションでリカバリを適用しない運用中のDSIか否かの確認が可能です。“Symfoware Server コマンドリファレンス”、または、“Interstage Business Application Server リファレンス”のrdbinfを参照してください。
- “Symfoware Server RDB運用ガイド”のロールバック不可からのリカバリ、または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリの操作に従って、データベースまたはユーザログテーブルをリカバリしてください。
- 動作環境ファイルにROLLBACK_MEM_ERRORを指定することで、メモリ不足が原因でロールバックが失敗してもロールバック不可閉塞とせずSymfoware/RDBを緊急停止させることも可能です。
[メッセージの意味]
リカバリを適用しない運用のDSIに対してロールバックを行ったか、または、その他の理由でロールバックが不可能なため、データベースをアクセス禁止状態にしました。
[パラメタの意味]
s*: データベース名
t*: DSI名
d*: ページ識別番号
u*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
データベースをアクセス禁止状態にします。
[利用者の処置]
- rdbinfコマンドの-iオプション及び、-aオプションでリカバリを適用しない運用中のDSIか否かの確認が可能です。“Symfoware Server コマンドリファレンス”、または、“Interstage Business Application Server リファレンス”のrdbinfを参照してください。
- “Symfoware Server RDB運用ガイド”のロールバック不可からのリカバリ、または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のユーザログテーブルのリカバリの操作に従って、データベースまたはユーザログテーブルをリカバリしてください。
- 動作環境ファイルにROLLBACK_MEM_ERRORを指定することで、メモリ不足が原因でロールバックが失敗してもロールバック不可閉塞とせずSymfoware/RDBを緊急停止させることも可能です。
[メッセージの意味]
ロールバックが不可能なため、RDBディクショナリをアクセス禁止状態にしました。
[パラメタの意味]
s*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
RDBディクショナリをアクセス禁止状態にします。
[利用者の処置]
RDBディクショナリが使用できないため、“SymfowareServer RDB運用ガイド”、または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、早急に、RDBディクショナリをリカバリしてください。
[メッセージの意味]
ダウンリカバリが失敗したため、データベースをアクセス禁止状態にしました。
[パラメタの意味]
s*: データベース名
t*: DSI名
u*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
対象のデータベースをアクセス禁止状態にし、他のDSIのリカバリを継続します。
[利用者の処置]
障害が検出されたDSIに対して、“Symfoware ServerRDB運用ガイド”のSymfoware/RDBのシステムダウンからのリカバリに従って、対象データベースをリカバリしてください。または“Interstage Business Application Server運用ガイド(高信頼性ログ編)”のアーカイブログ適用によるリカバリに従って、ユーザログテーブルをリカバリしてください。
[メッセージの意味]
ダウンリカバリが失敗したため、RDBディクショナリをアクセス禁止状態にしました。
[パラメタの意味]
s*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
RDBディクショナリをアクセス禁止状態にします。
[利用者の処置]
RDBディクショナリを使用する処理が実行できなくなるため、“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディクショナリおよびRDBディレクトリのリカバリの操作に従って、早急に、RDBディクショナリをリカバリしてください。
[メッセージの意味]
RDBディレクトリファイルの処理中に異常が発生したため、RDBディレクトリファイルをアクセス禁止状態にします。
[パラメタの意味]
d*: 原因コード
1: 入出力障害
2: 破壊検出
3: ダウンリカバリ失敗
4: OSパニックによる破壊検出
e*: ディレクトリファイル種別コード
原因コードが“3”の場合は“0”を出力します。
1: ユーザデータベース用
2: RDBディクショナリ用
f*: ディレクトリファイル操作コード
原因コードが“1”以外の場合は“0”を出力します。
1: 読み込み
2: 書き込み
s*: ディレクトリファイルの異常箇所
原因コードが“3”の場合は“0”を出力します。原因コードが“3”以外の場合で、異常箇所が特定できない場合は“-1”を出力します。
g*: システムコールのエラー番号
原因コードが“1”以外の場合またはエラー番号が特定できない場合は“0”を出力します。システムコールのエラー番号については、“System Administrator AnswerBook - Japanese”を参照してください。
t*: RDBシステム名
RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。
[システムの処理]
RDBディレクトリファイルをアクセス禁止状態にします。
[利用者の処置]
原因コードが“1”の場合は、システムコールのエラー番号により異常要因を調査し、原因を取り除いてから“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。ただし、システムコールのエラー番号が“0”の場合は、コアダンプおよび以下のファイルを保存し、当社技術員(SE)に連絡してください。
1) ディレクトリファイル種別コードが“1”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE1で指定したパスのファイル'DIR_FILE1.INH'を保存してください。
2) ディレクトリファイル種別コードが“2”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE2で指定したパスのファイル'DIR_FILE2.INH'を保存してください。原因コードが“2”の場合は、コアダンプおよび以下のファイルを保存し、当社技術員(SE)に連絡してください。
1) ディレクトリファイル種別コードが“1”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE1で指定したパスのファイル'DIR_FILE1.INH'を保存してください。
2) ディレクトリファイル種別コードが“2”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE2で指定したパスのファイル'DIR_FILE2.INH'を保存してください。原因コードが“3”の場合は、本メッセージに先立って出力されるメッセージの原因を取り除いてから“Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。原因コードが“4”の場合は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。
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