Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド

F.3.7 実行抑止対象のSymfoware Serverの操作が実行中の場合のオンライン・オフライン操作について

RLPのオンライン・オフライン操作を行う時点で、RDBコマンドまたは利用者アプリケーションが実行中の場合、rdbbconlineコマンドおよびrdbbcofflineコマンドはエラーになります。なお、実行中とは以下を示します。

■利用者アプリケーションの場合

利用者アプリケーションにより、RLPを作成しているロググループ単位に属するDSIまたは順序に対して、実行抑止対象のSQL文（データベースの定義および変更操作も含む）を発行した場合、本利用者アプリケーションのコネクションが存在する間は実行中と見なし、オンライン・オフライン操作がエラーになります。
その場合には、これらの利用者アプリケーションのコネクションを一旦停止してから、オンライン・オフライン操作を再実行します。

• Interstage Application Serverを利用している場合は、コネクションを停止するために、ワークユニットを一旦停止する必要があります。

• rdbbconlineコマンドまたはrdbbcofflineコマンドと実行抑止対象の利用者アプリケーションの操作が同時に実行された場合、実行抑止対象の利用者アプリケーションの操作が異常終了する場合があります。

■RDBコマンドの場合

RDBコマンドの処理中は実行中とみなします。RDBコマンドの終了を待ってから、オンライン・オフライン操作を再実行します。

rdbbconlineコマンドまたはrdbbcofflineコマンドと実行抑止対象のRDBコマンドが同時に実行された場合、実行抑止対象のRDBコマンドが異常終了する場合があります。