Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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付録F 利用者業務を設計する際の注意事項 | > F.3 Symfoware Serverの操作に対するRLPの状態による実行抑止について |
実行抑止の対象となるDSIおよび順序に対するデータベースの定義および変更を行う操作について示します。なお、以下の方法により、データベースの定義および変更操作を行った場合に実行抑止の対象になります。
rdbddlexコマンド(-lオプションを含む)
rdbddlfixコマンド
rdbalidxコマンド(-sオプション指定時のみ)
利用者アプリケーション(動的SQL文)
分類 |
SQL文(データベースの定義および変更操作文)またはRDBコマンド |
備考 |
---|---|---|
スキーマ定義/操作文 |
CREATE SEQUENCE, CREATE INDEX |
|
CREATE SCHEMA |
スキーマ要素として順序を定義した場合 |
|
CREATE TABLE |
格納構造定義を簡略化した場合 |
|
DROP SEQUENCE, DROP INDEX |
|
|
DROP SCHEMA, DROP TABLE |
CASCADE指定により、DSI・INDEXまたは順序を削除する場合 |
|
ALTER TABLE(注) |
列定義の追加および変更が対象になります |
|
格納構造定義/操作文 |
CREATE DSI(表/INDEX) |
|
DROP DSI(表/INDEX) |
|
|
DROP DSO |
CASCADE指定によりDSIを削除する場合 |
|
ALTER DSI |
DSIの分割値変更 |
|
インデックスの状態を非活性状態に変更 |
rdbalidx(-sオプション指定時) |
|
注)表に定義されているDSIとは関係なく、RDBシステムに存在するロググループに定義されているすべてのRLPの状態によって、実行可否が決定します。
なお、一部のRLPが実行不可状態のとき、表定義の変更操作を行うことはできません。この場合、すべてのRLPを実行可能状態にしてから、表定義の変更操作を行うことが必要です。
Symfoware Serverのrdbddlexコマンドによる定義情報の変更の準備を行う場合には、定義文によって実行不可状態のエラーとなる契機が異なります。
SQL文(データベースの定義および変更操作文) |
操作 |
エラーの契機 |
---|---|---|
CREATE DSI |
表のDSI定義文 |
Symfoware Serverのrdbddlfixコマンド(-aオプション)実行時 |
インデックスのDSI定義文 |
||
ALTER TABLE |
表定義変更文(列定義追加) |
Symfoware Serverのrdbddlexコマンド(-lオプション)実行時 |
各RDBコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
各SQL文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。
準備モードでのデータベースの定義変更については、“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
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