Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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第2章 セットアップ | > 2.14 システム間のデータベース資源の関連付け | > 2.14.3 関連付けの手順 |
運用対象となるロググループ内のすべての資源を、反映対象にする場合の手順について説明します。
複写元システムでのデータベースの定義後に、rdbbcmapコマンドにより、資源識別子の抽出を行います。本作業は、Symfoware Serverが起動中に実施します。
資源識別子は、rdbbcmapコマンドに指定した資源識別子抽出ファイルに出力されます。
$ rdbbcmap -E -p RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
複写元システムで作成した資源識別子抽出ファイルを、ファイル転送など利用者任意の手段で複写先システムに転送してください。
複写先システムでのデータベースの定義後に、複写元システムで作成した資源識別子抽出ファイルを入力ファイルとして、rdbbcmapコマンドにより、資源識別子の登録を行います。本作業は、Symfoware Serverが起動中に実施します。
$ rdbbcmap -R -p RLP名 資源識別子ファイル名 |
データベース定義が正しくない場合、資源の関連付け操作またはRERUNログの反映処理が異常終了します。
この場合、以下の対処を実施してください。
データベース資源の関連付けの操作が異常終了した場合
複写元システムと複写先システムのデータベース定義の見直しを行ってください。
運用開始後にRERUNログの反映処理が異常終了した場合
rdbbcrefコマンドを使用して、RLPに残存するRERUNログをすべて破棄します。その後、RLPを切り替えオフラインにし、データベースの再定義またはデータベース資源の関連付けを行います。ログ破棄の詳細は、“運用ガイド”の“ログ破棄”を参照してください。データベースの再定義方法は、“運用ガイド”の“データベースの定義操作”を参照してください。
複写先システムで資源識別子の登録状況を確認する場合には、rdbbcmapコマンドにより、RLP単位に登録された資源識別子を表示することで確認できます。
資源識別子の表示を行う例を以下に示します。
$ rdbbcmap -V -p rlp001 RDBII rdbbcmap DATE:2006/09/11 TIME:17/56/31 RLP name : rlp001 (1) Resource kind : DSI (2) (3) (4) (5) No. Dsi name own system other system 1 BACKUPCENTER.TB_DSI 0000006500000006 AS 0000006500000006 Resource kind : Sequence (2) (6) (4) (5) No. Sequence name own system other system 1 BACKUPCENTER.STOCKS.SEQ01 000000650000000c AS 000000650000000c 2 BACKUPCENTER.STOCKS.SEQ02 000000650000000d AS 000000650000000d 3 BACKUPCENTER.STOCKS.SEQ03 000000650000000e AS 000000650000000e rdb: INFO: qdg20210i:rdbbcmapが正常終了しました 復帰コード 00 |
(1) RLP名 (2) 資源種別 DSI: DSI SEQUENCE: 順序 (3) DSI名 (4) 自システムの資源識別子 (5) rdbbcmapコマンドにより登録した相手システムの資源識別子 (6) 順序名
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