Symfoware Active DB Guard インストールガイド |
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第4章 初期インストール | > 4.1 GUIインストーラでの初期インストール |
GUIインストーラからActive DB Guardのインストールを行う場合の作業について説明します。
以下の手順でインストールしてください。
スーパーユーザーへの変更
CD-ROMドライブのマウント
インストール
同一バージョンの以下の製品がインストールされていない場合、GUIインストーラの起動に失敗します。先にサーバ製品をインストールしたあとGUIインストーラを再実行してください。
Symfoware Server Enterprise Extended Edition
以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。
# su Password:****** |
CD-ROMをCD-ROMドライブに挿入し、以下のコマンドを実行します。
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 (注1) # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/cdrom0 (注2) |
注1) /cdrom/cdrom0がない場合のみ必要です。
注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なる場合がありますので確認してください。
以下の手順でインストールを行います。
インストール処理の開始
X端末よりguiinstaller.shを実行し、インストーラを起動してください。
例
# LANG=ja;export LANG # cd /cdrom/cdrom0/solaris (注) # ./guiinstaller.sh |
注) CD-ROMドライブのマウントディレクトリが/cdrom/cdrom0の場合の例を示しています。各マシンのCD-ROMドライブのマウントディレクトリを指定してください。
guiinstaller.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて“ja"、"ja_JP.PCK"または"C"のいずれかを設定してください。ただし、表示環境が"ja_JP.UTF-8"の場合は"ja"を設定してください。
guiinstaller.shを実行すると以下の画面が表示されます。表示後、[インストール]をクリックしてください。
なお、以下の画面が表示されるまで、しばらく時間がかかる場合があります。
インストールタイプの選択
[インストールタイプの選択]画面で[標準]を選択した状態で[次へ]をクリックします。
インストール内容の確認
[インストール内容の確認]画面が表示されます。 初期値で問題がなければ[変更しない]を選択した状態で[次へ]をクリックします。[次へ]をクリックするとインストール処理を開始します。“インストール”に進んでください。
インストールコンポーネントを選択したい場合は、[変更する]を選択した状態で[次へ]をクリックします。“インストールコンポーネントの選択”に進んでください。
インストールコンポーネントの選択
[インストールコンポーネントの選択]画面でインストールコンポーネントを選択してください。
設定内容を変更したい機能を選択すると、現在の設定内容が右画面に表示されます。情報を確認し内容を変更します。変更可能な内容は以下のとおりです。
“Symfoware Server Option"タグ
インストールディレクトリ
インストールディレクトリには、空白を含むディレクトリ名は指定できません。
設定内容の変更が完了した後は[次へ]をクリックして、インストール内容の確認をしてください。
インストールコンポーネント選択後のインストール内容の確認
[インストール内容の確認]画面で、設定した内容を確認して問題がなければ[次へ]をクリックしてください。[次へ]をクリックするとインストール処理を開始します。
再度、設定内容を変更したい場合は[戻る]をクリックしてください。
インストール
インストール処理の経過が表示されます。
インストール完了
[インストール結果]画面にて、インストールの処理結果を通知します。
インストールの途中でエラーが発生していた場合は、以下のように対処してください。
エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。
symfobc_removeコマンドでアンインストールを実行して、途中までインストールされたプログラムファイルを削除します。
symfobc_removeコマンドを使用したアンインストールの詳細については、"アンインストール"を参照してください。再度GUIインストーラを起動します。
インストール完了後、インストールログおよびインストール用のシェルスクリプト、アンインストール用のシェルスクリプトを保存する場合、[次へ]をクリックしてください。そのまま完了する場合は、[終了]をクリックしてください。
ファイルの保存
インストールログ、インストール用のシェルスクリプト、アンインストール用のシェルスクリプトを保存する場合、[インストールログ・シェルスクリプトの出力]画面でそれぞれ保存するファイルをチェックし、出力先ディレクトリを設定後、[終了]をクリックします。
出力先ディレクトリを/tmpとした場合に出力されるファイルを以下に示します。
ファイル名 | ファイルの意味 |
/tmp/symfo_ag.log | インストールログファイルです。 |
/tmp/symfo_ag/setupinstall_ag.sh | インストール用のシェルスクリプトです。この出力シェルスクリプトを実行することにより、今回GUIインストーラで設定した状態でのインストールが可能となります。 |
/tmp/symfo_ag/setupuninstall_ag.sh | アンインストール用のシェルスクリプトです。GUIインストーラでインストールしたパッケージをアンインストールすることができます。 |
/tmp/symfo_ag/response/* | インストール用のシェルスクリプトが使用する応答ファイルです。同時に出力されたsetupinstall_ag.shおよびsetupuninstall_ag.shを使用する場合に必要となるファイルです。 |
出力されたインストール用のシェルスクリプトによりインストールを実行する場合、“出力シェルスクリプトでのインストール”を参照してください。
インストール後に出力されるインストールログファイルの文字コード系は、GUIインストーラを起動する時の環境変数LANGの設定に従います。
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