Symfoware Active DB Guard インストールガイド
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第4章 初期インストール> 4.1 GUIインストーラでの初期インストール

4.1.3 出力シェルスクリプトでのインストール

GUIインストーラで作成したシェルスクリプトを使用してインストールする場合の手順について説明します。

以下の手順でインストールしてください。

  1. スーパーユーザーへの変更

  2. CD-ROMドライブのマウント

  3. インストールの準備

  4. インストール

図

同一バージョンの以下の製品がインストールされていない場合、setupinstall_ag.shは異常終了します。先にサーバ製品をインストールしてからsetupinstall_ag.shを再実行してください。

■1) スーパーユーザーへの変更

以下のコマンドを実行して、システム上でスーパーユーザーになります。

# su
Password:******

■2) CD-ROMドライブのマウント

CD-ROMをCD-ROMドライブに挿入し、以下のコマンドを実行します。

◆例

# mkdir -p /cdrom/cdrom0   (注1)
# /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom/cdrom0   (注2)
注1) /cdrom/cdrom0がない場合のみ必要です。
注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なる場合がありますので確認してください。

■3) インストールの準備

以下の手順でインストールの準備をします。

  1. 任意のディレクトリに格納

    Windows(R)環境またはSolaris環境において出力したインストール用のシェルスクリプトを、Solaris環境の任意のディレクトリに格納し、以下のようなディレクトリ構成にします。

    任意のディレクトリを/symfoとした場合
    /symfo/symfo_ag/setupinstall_ag.sh
    /symfo/symfo_ag/response
    図
    • マシンの再起動で消滅するディレクトリ(/var/tmp、/tmp)などには格納しないでください。

    • Windows(R)環境からSolaris環境へFTP転送する場合はバイナリモードで転送してください。

  2. setupinstall_ag.shの修正

    出力したsetupinstall_ag.shは、CD-ROMのディレクトリを"/cdrom/cdrom0"に設定しています。

    CD-ROMのディレクトリが"/cdrom/cdrom0"と異なる場合、setupinstall_ag.shを修正してください。

    CD-ROMのディレクトリが"/mnt/ADG"の場合
    PKGDIRECTORY="/mnt/ADG"
  3. 実行権の付与

    setupinstall_ag.shに実行権を付与してください。

    # cd /symfo/symfo_ag
    # chmod a+x setupinstall_ag.sh

■4) インストール

setupinstall_ag.shを実行してインストールを行います。setupinstall_ag.shはsetupinstall_ag.shが存在するディレクトリ上から実行します。

# cd /symfo/symfo_ag
# ./setupinstall_ag.sh

図

インストールの途中でエラーが発生していた場合は、以下のように対処してください。
  1. エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。

  2. symfobc_removeコマンドでアンインストールを実行して、途中までインストールされたプログラムファイルを削除します。
    symfobc_removeコマンドを使用したアンインストールの詳細については、"アンインストール"を参照してください。

  3. 再度インストール用のシェルスクリプトを実行します。


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