Interstage Interaction Manager 使用上の注意
|
目次

|
1.1.2 代理ログオン機能の制限事項
- フォーム認証を行うコンテンツにおいて、その認証方式がワンタイムパスワード方式の場合、代理ログオンを行うことができません。
ワンタイムパスワード方式とは、PC内の時間やカウンタ値のようなリクエストごとに変わるキーを使用して、一度限りしか使えないパスワードを生成する認証方式です。
- フォーム認証の代理ログオンにおいて、HTTPプロトコルのリダイレクション機能を使用してログオンフォームを表示している場合、代理ログオンを行うことができません。
ここでのHTTPプロトコルのリダイレクション機能とは、WebサーバがHTTPリクエストに対するレスポンスコードを301、または、302で復帰させることにより、ブラウザに対して指定したURLにジャンプするように要求する機能のことです。ジャンプ先のURLはレスポンスヘッダー内のlocationヘッダーに記述してあります。
上記条件を満たしている場合は、リダイレクション後のログオンフォームのURLを別名として登録してください。
- フォーム認証の代理ログオンでは、ブラウザから送られるPOSTデータのサイズの上限値が8キロバイトに制限されています。この上限値を超えた場合、実行ログに以下のメッセージが記録され、代理ログオンに失敗します。
[実行ログのメッセージ]
"代理ログオン情報の保存に失敗しました.パラメータが不当です.[too long post data]"
- WebUSPのホームURLに認証を必要とするサイトを設定しても代理ログオン機能は使用できません。
- フォーム認証の代理ログオンにおいて、サービスへのログオンが失敗したなど理由によって、サービスからログオン画面が返却された場合、設定した代理ログオン情報が削除されます。
代理ログオン情報が削除された場合は、再度設定してください。
※ここでのログオン画面とは、type属性の値として"password"が設定されているinputタグをもつWebコンテンツのことです。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007