Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
目次 索引 前ページ次ページ

付録D ヘルプデスクの補足説明> D.2 ヘルプデスクの検索機能

D.2.1 メッセージIDの抽出

メッセージIDの抽出方法は、メッセージ発生元システム(OS種別)により、以下の2とおりです。

ホストシステム:
MSP、F4 MSP、XSP、AVM/EX、SXO、MVS
それ以外のシステム:
UNIX、Windows、ASP、OTHER(その他)

■ホストシステム

メッセージIDはジョブ番号を除いたメッセージテキストから抽出します。メッセージIDの最大長は255バイトです。抽出方法は以下のように、OS種別によって異なります(空白欄は半角スペースを表す)。

◆MSP/MSP E20

返答要求メッセージ(5バイト目から有効)

高輝度・低輝度メッセージ(2バイト目から有効)

低輝度メッセージ(3バイト目から有効の場合)

上記以外のメッセージの場合は、1バイト目から有効とみなします

◆XSP

全メッセージ(1バイト目から有効)

◆AVM

全メッセージ(1バイト目から有効)

◆SXO

全メッセージ(1バイト目から有効)

◆MVS

MVSは、以下の返答要求メッセージを除いてMSPと同じです。

返答要求メッセージ(5〜7バイト目から有効)

■上記以外のシステム

メッセージIDはメッセージから抽出します。メッセージIDの最大長は255バイトです。抽出方法はOS種別にかかわらず、以下のとおり共通です(空白欄は半角スペースを表します)。

◆先頭から257文字以内に規定の重要度が存在する場合

メッセージから以下の12種類の比較する文字列を検索し、存在する場合は重要度以降の文字列を対象にメッセージIDを取得します。

重要度名

比較する文字列

情報

情報

INFO

Information

警告

警告

WARNING

Warning

エラー

エラー

ERROR

Error

停止

停止

HALT

Halt

重要度が存在した場合のメッセージIDの取得方法は以下のとおりです。

 

 

◆その他の場合

上記パターンに一致せず、メッセージIDが取得できない場合は、メッセージIDは“ ”(NULL)に設定されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2007