Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

付録B 旧バージョン対応の拡張ファイル転送

クライアントのコンピュータに1つまたは複数のファイルを送信したり、フォルダ内のすべてのファイルを送信したりするには[拡張ファイル転送]機能を使ってください。本機能を使ってクライアントのコンピュータのファイルを受信したり、ファイルシステムを操作したりすることもできます。

拡張ファイル転送機能は、クライアントのコンピュータの古いファイルを更新したり、あとで分析したりするためにクライアントのコンピュータのファイルを取得する作業を簡単にします。

拡張ファイル転送は、1人のエキスパートとクライアントの間で行われます。セッションにほかのエキスパートが参加していても、そのエキスパートは、拡張ファイル転送の対象になりません。

[Live Help拡張ファイル転送]ウィンドウは、エキスパートのコンピュータのファイルとフォルダおよびクライアントのコンピュータのファイルとフォルダの2つのリストを表示します。2つのリストは隣り合わせに、エクスプローラやファイルマネージャと同様の形式で表示されるので、マウスを使って希望するファイルやフォルダに移動することができます。

ファイルの受信に加えて、ファイルやフォルダを削除したり、新たなフォルダを作成したり、ファイルやフォルダの名前を変更したりできます。ファイル操作やファイルの上書きを直前に確認するセキュリティオプションもあります。すでにファイルが存在する場合は、最新のファイルだけを送信することもできます。

エキスパートが[Live Help拡張ファイル転送]ウィンドウを操作している間、クライアントは、その操作内容を見ることはできません。しかし、エキスパートがファイル送信を始めると、エキスパートもクライアントも送信の進行状況を見ることができます。

ほかのエキスパートがセッションに参加していても、それらの人は[Live Help拡張ファイル転送]ウィンドウや、[ファイル転送状況]ダイアログボックスを見ることはありません。

[拡張ファイル転送]機能は、エキスパート同士の間では利用できません。また、旧バージョンの[Live Help Client]プログラムが実行されているリモートコンピュータに接続した場合、異なる拡張ファイル転送が起動されます。この拡張ファイル転送は、旧バージョンの拡張ファイル転送と互換性があり、操作性は旧バージョンと同様です。


下へB.1 [Live Help拡張ファイル転送]ウィンドウの表示
下へB.2 ファイルやフォルダの転送
下へB.3 クライアントによる確認
下へB.4 エキスパートによる確認
下へB.5 サブフォルダを含める
下へB.6 拡張ファイル転送の終了

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2007.