Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第14章 Live Help CM> 14.1 Live Help CMの概要

14.1.1 Live Help CMとは

Live Help CMは、以下の2つの主要な機能により、サポートセッションの接続を管理するプログラムです。

■Live Helpユーザ名により、ExpertとClientを接続できるようにする

Expert および Client にはそれぞれ個別のユーザ名(デフォルトはコンピュータ名)を設定することができます。Live Help CMを使用すると、Live Help CMに接続する全てのExpertおよびClientを、このLive Helpユーザ名で識別できるようになります。これにより、ExpertはClientのIPアドレスではなく、ユーザ名を指定することで接続できるようになります。これは利用しているTCP/IP環境が、動的IPアドレス割当てを行うよう構成されている場合などに便利です。

 

■Expert および Client をグループ管理する 

Live Help CMでは、サポートセンターと呼ばれるユーザグループを作成することができます。各サポートセンターにExpertおよびClientを所属させることにより、ユーザをグループ化して管理することができます。

詳細は“サポートセンターの役割とメリット”−“特定のサポートセンターに対し、限られたユーザのみがアクセスできるようにする”を参照してください。

 

■サポートセッションの管理の概要 

[Live Help CM]プログラムは、サポートセンター、サポートセッションを開いた人の名前とネットワークアドレス、そしてセッションの状態を管理します。

具体的には以下のような処理を行います。


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