Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 リモート操作> 3.3 リモート操作の開始

3.3.2 リモート操作中のLive Helpの動作

◇クライアントのアプリケーションとコンピュータの操作を共有しているときも、マウスポインタは通常のポインタの形にとどまります。

リモート操作が始まると、リモート操作が続く限り、[リモート操作]ボタンは押されたままになり、[ツール]−[リモート操作]コマンドには、チェックが付けられたままになります。[セッション]−[メンバー]コマンドを選択して表示できる、セッションメンバーのリスには、エキスパートの名前の次に[リモート操作]が表示されます。これでクライアントのコンピュータのキーボードとマウスポインタを共有していることがわかります。

エキスパートはクライアントの画面と全く同じものを見ているのであり、自分のマウスの動きやキー入力は、クライアントのコンピュータの前に座りながら変更を加えているかのような効果を及ぼすことを忘れないでください。

◇画面全体に表示させると、タイトルバーも、スクロールバーも、そしてメニューも表示されなくなり、クライアント画面をより広く見ることができます。

[Live Help Expert]ウィンドウをウィンドウ枠付きの画面での表示から、画面全体での表に切り替えることができます。画面全体での表示に切り替えると、タイトルバー、スクロールバーそしてメニューなどは表示されなくなります。画面全体に表示する方法については、“画面転送”を参照してください。

[Live Help Expert]ウィンドウの外側でマウスを使ったり、[Live Help Expert]ウィンドウをアイコン化したりすることで、自分のマウスの移動やキー入力は自分のコンピュータで処理され、クライアントには送られません。

リモート操作中、Live HelpはMicrosoft(R)社のIntellimouse(R)テクノロジーをサポートします。クライアントとエキスパートのコンピュータの両方がこのテクノロジーをサポートする場合、スクロール操作にホイールマウスを使うことができます。

セッション中も、リモート操作中クライアントのキーボードやマウスを無効化するように設定していない限り、クライアントはマウスとキーボードを使うことができます。前述の、“リモート操作オプションの設定”を参照してください。


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