PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版) |
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第5章 クラスタシステム上での運用 | > 5.3 待機ノードのリソース状態監視 |
スタンバイ運用のクラスタアプリケーションでは、待機ノードのGlsリソース状態を監視しません。この場合、待機ノードで全伝送路異常が発生しても、異常となったGlsリソースの切離しが行われません。そのため、利用者に対して何も通知されないことにより、待機ノードのGlsリソース異常が解消されないままの状態となります。このような問題を避けるため、待機ノードのGlsリソースを監視する必要があります。
待機ノードのGlsリソースを監視するためには、クラスタアプリケーション作成時にスタンバイ状態遷移(StandbyTransition)の設定を行う必要があります。
スタンバイ状態遷移(StandbyTransition)の設定を行うことで、待機ノードで伝送路異常が発生した場合、異常となったGlsリソースを切離し、利用者に対して異常が発生したことを通知します。(Web-Based Admin View の“Cluster Admin”で確認することができます。)
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