PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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3.2.2.4 GS連携方式の設定
- GLSが束ねる物理インタフェースの設定(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイル)に“HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX”を記述する場合は、“HOTPLUG=no”の設定を追加してください。
- 物理インタフェースの設定(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイル)のバックアップを作成する際には、ファイル名の先頭を“ifcfg-”以外の名前にしてください。(例:bak_ifcfg-ethX)
ファイル名の先頭を“ifcfg-”としている場合、システム起動時にOSが活性化対象のインタフェースと誤認してしまう可能性があります。
- 伝送路二重化機能で設定するIPv4アドレス(仮想IPアドレス、物理IPアドレス、論理仮想IPアドレス、引継ぎ仮想IPアドレス)およびホスト名を、/etc/hostsファイルに定義します。
なお、環境定義でホスト名を使用せずにIPアドレスを直接指定する場合にも必ず/etc/hostsファイルに定義してください。
- 使用する物理インタフェースは、仮想インタフェースの定義を行う前に、必ず、活性化状態かつIPv4アドレスが付与されている状態にしてください。(/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに“ONBOOT=yes”と“IPADDR=X.X.X.X”の設定を行い、リブートしてください。)
- 静的な経路情報を設定するため、必ず仮想ゲートウェイを/etc/sysconfig/network-scripts/route-shaXファイルに定義してください。
- 本方式を使用する場合のネットワーク設定において、ルーティングデーモンを設定する必要はありません。
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