PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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2.2.3.1 高速切替方式を使用する場合
高速切替方式が設定されている仮想インタフェース間で物理インタフェースの一部またはすべての共有が可能です。NIC切替方式またはGS連携方式の仮想インタフェースと物理インタフェースの共有を行うことはできません。

- 複数の仮想インタフェースに割付ける仮想IPアドレスは、すべて異なるサブネットである必要があります。
- 高速切替方式では、IPv6アドレスを設定した仮想インタフェース間でNIC共有を行うことはできません。IPv4アドレスを設定した仮想インタフェース間、または、IPv4アドレスを設定した仮想インタフェースとIPv6アドレスを設定した仮想インタフェース間でのみ、NIC共有が可能です。
図2.22に、3つの仮想インタフェースsha0,sha1,sha2(すべて高速切替方式)が、3つの物理インタフェースeth1,eth2,eth3を共有する場合の設定例を示します。なお、sha0,sha1,sha2には、すべて異なるサブネットの仮想IPアドレスを設定します。

[図2.22 物理インタフェース共有の設定例(1)]
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