PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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第2章 機能> 2.2 オプション機能

2.2.2 全伝送路異常時のクラスタ切替え

クラスタ運用時、ある仮想インタフェースが使用しているすべての伝送路が異常となった場合にクラスタ切替えを行うことができます。本機能により、全伝送路異常を検出した場合、システム管理者が介入することなく、クラスタ間の切替えを行い業務を復旧することができます。高速切替方式、NIC切替方式およびGS連携方式による伝送路二重化運用時においては、クラスタ切替えが行われるように初期設定されています。この機能はクラスタ定義を行う事により自動的に設定されます。

以下の図2.18に、ノードAで仮想インタフェースsha0が束ねているeth0、eth1の両者が通信不能となった場合にノードBへ切替える場合の例を示します。

以下は、高速切替方式の例ですが、NIC切替方式やGS連携方式でも同様です。

[図2.18 伝送路異常時のクラスタ間フェイルオーバ]


下へ2.2.2.1 高速切替方式のクラスタ切替え
下へ2.2.2.2 NIC切替方式のクラスタ切替え
下へ2.2.2.3 GS連携方式のクラスタ切替え

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