PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版) |
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第1章 概要 |
伝送路二重化機能は、以下のコンポーネントから構成されます。
本体装置 |
PRIMEQUEST、PRIMERGY |
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NIC(ネットワークインタフェースカード) |
富士通製の以下のカードを使用することができます。 |
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スイッチ/HUB(NIC切替方式による運用時) |
以下のスイッチ/HUBを使用する必要があります。 |
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基本ソフトウェア(OS) |
伝送路二重化機能が対応する基本ソフトウェアの詳細については、インストールガイドを参照してください。 |
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インタフェース |
物理インタフェース |
それぞれのNICにより生成されるインタフェースです。(ethX等) |
タグVLANインタフェース |
タグVLAN機能(IEEE802.1Q)により生成されるインタフェースです。(eth0.2、eth1.3等) |
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仮想インタフェース |
伝送路二重化機能により生成されるインタフェース(sha0、sha1等)です。伝送路二重化機能を利用するTCP/IPアプリケーションは、本インタフェースに割り付けられた仮想ネットワーク(仮想IPアドレス)を通して通信を行います。なおNIC切替方式では、構成情報の識別子として仮想インタフェース名を使用しますが、仮想ネットワークは生成されません。この場合は、実ネットワークに対して論理IPアドレスが割り付けられます。伝送路二重化機能を利用するTCP/IPアプリケーションは、この論理IPアドレスを通して通信を行います。 |
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ネットワーク番号 |
高速切替方式およびGS連携方式 |
各物理インタフェース、および仮想インタフェースに対して、それぞれ異なるネットワーク番号を割り当てます。 |
NIC切替方式 |
本方式では仮想ネットワークを生成しないため、ネットワーク番号は1つだけ割り当てます。 |
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IPアドレス |
高速切替方式 |
各物理インタフェースまたは仮想インタフェースに対して1つのIPアドレスの割り当てが必要です。仮想インタフェースについては、複数のIPアドレスを割り当てることも可能です。本方式では、アドレス形式としてIPv4アドレスおよびIPv6アドレスの双方の使用が可能です。 |
NIC切替方式 |
1つのIPアドレスの割り当てが必要です。また、設定により複数のIPアドレスを割り当てることも可能です。本方式では、アドレス形式として、IPv4アドレスおよびIPv6アドレスの双方の使用が可能です。 |
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GS連携方式 |
各物理インタフェースまたは仮想インタフェースに対して1つのIPアドレスの割り当てが必要です。仮想インタフェースについては、複数のIPアドレスを割り当てることも可能です。なお、使用可能なアドレス形式はIPv4アドレスのみです。 |
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