PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版) |
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第1章 概要 | > 1.1 伝送路二重化機能とは |
表1.1 に、各方式の機能比較を示します。
二重化方式 |
高速切替方式 |
NIC切替方式 |
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伝送路制御方法 |
冗長化した伝送路をすべて活性状態とし、同時に使用します。送信データについては、TCPコネクション単位に分散送信します。 |
冗長化した伝送路の一方を活性状態、もう一方を非活性状態として、排他使用します。なお、一重化の場合は、伝送路を活性状態として使用します。 |
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障害監視機能 |
検出可能な障害 |
NIC故障、ケーブル故障、スイッチ/HUB故障、相手ホスト障害(システムダウン等) |
NIC故障、ケーブル故障、スイッチ/HUB故障 |
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障害監視 |
監視方法 |
自ホストのNICと相手ホストのNIC間で監視フレームの送受信による監視を行い、一定時間内に受信がない場合、伝送路異常と判断します。 |
pingによりスイッチ/HUBからの応答を監視し、一定時間内に受信がない場合、伝送路異常と判断します。また、オプション機能を設定することで、NICのリンク状態を監視することも可能です。 |
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障害検出時間 |
5〜10秒(デフォルト値) |
25〜30秒(デフォルト値、pingによる異常検出時) |
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復旧監視 |
復旧監視方法 |
自ホストのNICと相手ホストのNIC間で監視フレームの送受信を行い、一定時間内に受信があった場合、伝送路が復旧したと判断します。 |
自ホストの待機NICから自ホストの運用NICへ監視フレームを送信し、一定時間内に応答があった場合、伝送路が復旧したと判断します。 |
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復旧検出時間 |
1〜5秒(チューニング可能) |
1〜30秒(チューニング可能) |
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障害監視の開始/停止 |
仮想インタフェース活性化時に自動的に開始し、非活性化時に自動的に停止します。 |
仮想インタフェース活性化時に自動的に開始し、非活性化時に自動的に停止します。また運用コマンドにより手動で開始/停止することも可能です。 |
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切替え機能 |
切替え動作 |
障害が検出された伝送路を自動的に切離し、残った伝送路を使用して通信を継続します。また運用コマンドにより手動で切離すことも可能です。 |
障害が検出された伝送路のNICを自動的に非活性化し、待機NICを活性化して通信を継続します。また運用コマンドにより手動で切替えることも可能です。 |
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切戻し動作 |
伝送路が復旧した場合、自動的に通信に再使用するように組み込みます。また運用コマンドにより手動で組み込むことも可能です。 |
伝送路が復旧した場合、自動的に待機NICとして組み込みます。また運用コマンドにより手動で組み込むことも可能です。 |
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動作条件 |
接続可能な相手ホスト |
PRIMEQUEST、PRIMERGY、PRIMEPOWER、GP7000F、GP-S、富士通S series |
任意のホスト |
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使用可能なIPアドレス |
IPv4アドレス、IPv6アドレス |
IPv4アドレス、IPv6アドレス |
二重化方式 |
GS連携方式 |
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伝送路制御方法 |
冗長化した伝送路をすべて活性状態とし、同時に使用します。送信データについては、TCPコネクション単位に分散送信します。 |
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障害監視機能 |
検出可能な障害 |
NIC故障、ケーブル故障、HUB故障、ルータ故障、相手ホスト障害(システムダウン等) |
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障害監視 |
監視方法 |
pingにより相手ホストからの応答を監視し、一定時間内に受信がない場合、伝送路異常と判断します。 |
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障害検出時間 |
25〜30秒(デフォルト値) |
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復旧監視 |
復旧監視方法 |
pingコマンドにより相手ホストからの応答を監視し、一定時間内に応答があった場合、伝送路が復旧したと判断します。 |
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復旧検出時間 |
1〜5秒(デフォルト値) |
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障害監視の開始/停止 |
仮想インタフェース活性化時に自動的に開始し、非活性化時に自動的に停止します。また運用コマンドにより手動で開始/停止することも可能です。 |
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切替え機能 |
切替え動作 |
障害が検出された伝送路を自動的に切離し、残った伝送路を使用して通信を継続します。また、運用コマンドにより手動で切離すことも可能です。 |
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切戻し動作 |
伝送路が復旧した場合、自動的に通信に再使用するように組み込みます。また、運用コマンドにより手動で組み込むことも可能です。 |
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動作条件 |
接続可能な相手ホスト |
グローバルサーバ(GS)、PRIMEQUEST |
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使用可能なIPアドレス |
IPv4アドレス |
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