PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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付録F トラブルシューティング | > F.1 トラブルへの対処方法 |
異常が発生したディスク装置の特定
GDS 運用管理ビューでは、I/O エラーが発生したディスクは赤いディスクアイコンによって特定することができます。また、I/O エラーが発生すると、sdxinfo -e long コマンドで表示されるディスク情報の E フィールドの値が 1 になります。
ただし、ディスク装置のハードウェア的な異常箇所は、/var/log/messages ファイルに記録されるディスクドライバのログメッセージなどをもとにして特定してください。
なお、GDS 運用管理ビューや sdxinfo コマンドで表示されるスライスのデータ不当状態 (invalid または INVALID) は、スライスのデータが不当であることを示します。そのスライスでハードウェア的な異常が発生しているとは限りません。
たとえば、ミラーボリュームの等価性コピー処理中にコピー元のスライスでハードウェア的な異常による I/O エラーが発生した場合、コピー先のスライスがデータ不当 (invalid または INVALID) 状態になり、コピー元のスライスは正常な状態 (active, stop, ACTIVE, または STOP) のままです。詳細については、「スライス状態に関する異常」を参照してください。
ディスクの交換方法については、「ホットスワップ」、「ディスク交換」、「sdxswap - ディスクの交換」を参照してください。
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