PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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付録A 留意事項 | > A.2 注意事項 |
ボリュームのサイズは、以下の条件に合わせて自動的に調整されます。
キープディスクが属しているグループにボリュームを作成する場合【Itanium】
ボリューム作成時に指定したサイズを、キープディスクのシリンダサイズの倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
キープディスクのシリンダサイズが 8MB (=16,384 ブロック) で、ボリューム作成時にサイズを 20MB (=40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 16,384 ブロックの倍数に切り上げられて、49,152 ブロック (=24MB) のボリュームが作成されます。
ストライプグループにボリュームを作成する場合
ボリューム作成時に指定したサイズを、(ストライプ幅)*(ストライプ列数) とシリンダサイズ (32,768ブロック=16M バイト) との公倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
ストライプ幅が32、ストライプ列数が 3 で、ボリューム作成時にサイズを 20MB(=40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 96(=32*3) ブロックと 32,768 ブロックとの公倍数に切り上げられて、98,304 ブロック (=48MB) のボリュームが作成されます。
その他のボリュームを作成する場合
ボリューム作成時に指定したサイズを、シリンダサイズ (32,768 ブロック = 16M バイト) の倍数に切り上げたサイズのボリュームが作成されます。
例)
ボリューム作成時にサイズを 20MB(=40,960 ブロック) と指定した場合、サイズは 32,768 ブロックの倍数に切り上げられて、65,536 ブロック (=32MB) のボリュームが作成されます。
大容量ボリューム
1TB 以上のボリュームに対しては、ミラーリングおよびスナップショット操作はできません。
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