NETSTAGE/Zt 説明書 |
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第6章 操作コマンド | > 6.2 操作コマンド各論 | > 6.2.3 状態操作コマンド |
egwrcntlコマンドは、NETSTAGE/Ztのネットワーク資源の状態変更を行います。
状態変更は、資源を活性化または非活性化します。活性化は資源を使用可能にし、非活性化は資源を使用不可能にします。非活性化には、そのネットワーク資源を使っているコネクションの扱いにより、“順次非活性化”と“強制非活性化”があります。“順次非活性化”は、すべてのコネクションが解放された後に非活性状態にします。“強制非活性化”は、すべてのコネクションを強制的に切断した後に非活性状態にします。
/opt/FJSVegw/bin/egwrcntl {-a|-d|-f} 資源名
資源を活性化します。
資源を順次非活性化します。
コネクションを確立中の場合には、強制切断した後、資源を非活性化します。
コネクションを確立済の場合には、コネクションが解放されるのを待って、資源を非活性化します。
資源を強制非活性化します。
確立中/確立済のコネクションを強制切断した後、資源を非活性化します。
この指定は、順次非活性化が完了しない場合に使用してください。
ネットワーク資源名を指定します。指定できる資源種別を表6.5に示します。
指定資源 |
説明 |
指定可否 |
dhost |
相手ホストシステム |
○ |
enrsc |
相手通信資源 |
○ |
gwinf |
ゲートウェイ制御情報 |
× |
gwparm |
ゲートウェイ起動パラメタ |
× |
ip |
自側IPアドレス |
○ |
iphost |
通信相手先システム |
○ |
ownip |
自側固定IPアドレス |
× |
procgr |
プロセスグループ |
× |
shost |
自ホストシステム |
× |
vlu |
自通信資源 |
○ |
○:指定可 ×:指定不可
egwrcntlコマンドは、オペランドの指定でエラーが検出された場合は、処理を中止します。
本コマンドにおけるネットワーク資源の状態変更の操作については、要求を受け付けた時点でコマンドは終了し、処理の完了を待ち合わせることはしません。処理の完了は事象(コマンドメッセージ:06000,06001,06004,06006,06007,06017,06018)を監視することで確認できます。
同一資源に対して順次非活性化の処理中に強制非活性化を実行した場合、それぞれの非活性化コマンドにおいて非活性化完了のメッセージ(22012)が出力されます。
0 コマンドが正常終了しました。
>0 コマンドが異常終了しました。
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