PRIMECLUSTER Disaster Recovery Edition 説明書

3.2.3 バックアップセンタの起動／停止

バックアップセンタの保守作業などで定期的に行う起動／停止は以下の操作によって行います。

この場合、業務の切替え／切戻しは不要です。

■ バックアップセンタ停止

バックアップセンタ起動の状態からバックアップセンタを停止する手順は以下のとおりです。

No.	対象サーバ／機器		運用説明	備考
	バックアップセンタ	IPCOM S2200	IPCOM S2200を停止する。 (IPCOMSWEBコンソールから停止操作)
	バックアップセンタ	Web/APサーバ	Web/APサーバを停止する。
	バックアップセンタ	DBサーバ ETERNUS6000	RECのセッションをサスペンドする。
	メインセンタ	ETERNUS6000 #2
	バックアップセンタ	DBサーバ	クラスタのACMサービスを停止する。
	バックアップセンタ	DBサーバ	DBサーバを停止する。
	バックアップセンタ	ETERNUS6000	ETERNUS 6000を停止する。（電源切断）
	バックアップセンタ	運用管理サーバ	運用管理サーバを停止する。

■ バックアップセンタ起動

バックアップセンタ停止の状態からバックアップセンタを起動する手順は以下のとおりです。

No.	対象サーバ／機器		運用説明	備考
	バックアップセンタ	運用管理サーバ	運用管理サーバを起動する。（電源投入）
	バックアップセンタ	ETERNUS6000	ETERNUS 6000を起動する。（電源投入）
	バックアップセンタ	DBサーバ	DBサーバを起動する。（電源投入）
	バックアップセンタ	DBサーバ ETERNUS6000	RECのセッションをレジュームする。	センタ停止時にRECのセッションをサスペンドしたと想定。
	メインセンタ	ETERNUS6000 #2
	バックアップセンタ	Web/APサーバ	Web/APサーバを起動する。（電源投入）
	バックアップセンタ	IPCOM S2200	IPCOM S2200を起動する。（電源投入）
	バックアップセンタ	IPCOM S2200	負荷分散対象のWeb/APサーバを、保守対象にする。 (IPCOMSWEBコンソールから強制保守開始操作)