PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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付録D データ型対応づけの仕組み |
PowerReplicationは、OracleのデータをODBCのSQL型に変換して処理します。PowerRW+のデータは、データ型を変換せず、SQLのデータとして処理します。
分類 |
Oracle |
PowerReplication |
PowerRW+ |
真数 |
NUMBER(p,q)※ |
NUMERIC(p,q) |
外部10進数字項目 |
内部10進数字項目 |
|||
符号付2バイト2進数字項目 |
|||
NUMBER(38,q)※ |
INTEGER |
符号付4バイト2進数字項目 |
|
概数 |
NUMBER |
DOUBLE |
単精度浮動小数点項目 |
倍精度浮動小数点項目 |
|||
− |
|||
文字列 |
CHAR |
CHARACTER |
4095文字までの英数字項目 |
NCHAR |
CHARACTER |
2047文字までの日本語項目 |
|
日時 |
DATE |
TIMESTAMP |
− |
※)p=38,q=0の場合、PowerReplicationはINTEGERとして処理します。p(精度)が18を超えると、PowerReplicationはp(精度)を18として扱います。このとき、整数部の桁数が最大になるように位取りを調整します。この範囲の値を超えるとエラーとなります。
データ型の組合せで、以下の代入規則が成り立つデータ型を関連づけできます。
PowerRW+ |
|||||
真数 |
概数 |
文字列 |
日時 |
||
Oracle |
真数 |
○ |
○ |
× |
× |
概数 |
○ |
○ |
× |
× |
|
文字列 |
× |
× |
○ |
× |
|
日時 |
× |
× |
× |
○※ |
○:代入できる ×:代入できない
※)PowerRW+のDATE型およびTIME型は代入できません。
代入する値の長さが、反映先の項目長を超える場合、同期の実行はエラーとなり、同期が中断されます。
この場合、データファイルの内容を修正して、一括同期を行うことが必要です。
分類 |
Oracle |
PowerReplication |
PowerRW+ |
真数 |
NUMBER(p,q)※ |
NUMERIC(p,q)※ |
外部10進数字項目 |
内部10進数字項目 |
|||
NUMBER(38,0) |
INTEGER |
符号付4バイト2進数字項目 |
|
文字列 |
CHAR(l)※ |
CHARACTER(l)※ |
4095文字までの英数字項目 |
日時 |
DATE |
TIMESTAMP |
− |
※)l(長さ)、p(精度)およびq(位取り)は、OracleとPowerRW+で一致していることが必要です。
レプリケーションの主キーに、概数を含むことはできません。
合成キー(複数の項目で構成されているキー)は、項目の並び順が一致していることが必要です。
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