PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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付録B 資源見積り

B.4 通信データ量の見積り

1回の同期実行で転送される通信データ量を見積もります。

■一括同期の場合

反映元のサーバから転送するデータ量から見積もります。

通信データ量(Mバイト)  =  ↑Σ(20 + レコード長[バイト] + 対象項目数 × 10)× 有効レコード数 × 反映先サーバ数 ÷ 1024 ÷ 1024↑

Σ
レプリケーショングループに含まれるデータファイルに対する見積りを合計します。
レコード長
反映元で、同期対象のデータファイルのレコード長です。
対象項目数
反映元で、同期対象とする項目数の合計です。
有効レコード数
反映元で、同期対象のデータファイルに格納されているレコード数です。抽出条件を設定している場合、抽出条件に一致するレコードです。
反映先サーバ数
対象のレプリケーショングループでデータを反映するサーバの台数です。
↑・・・↑
小数桁を切り上げます。

■差分同期の場合

マスタグループとレプリカグループで同期対象とするデータファイルの更新データ量から見積もります。

通信データ量(Mバイト)  =  マスタグループから反映するデータ量 + レプリカグループから反映するデータ量


マスタグループから反映するデータ量(Mバイト)  =  ↑Σレコード長[バイト] × 更新レコード数 × 2 × 対象レプリカグループ数 ÷ 1024 ÷ 1024)↑


レプリカグループから反映するデータ量(Mバイト)  =  ↑Σレコード長[バイト] × 更新レコード数 × 2 ÷ 1024 ÷ 1024)↑

Σ
レプリケーショングループに含まれるデータファイルに対する見積りを合計します。
レコード長
同期対象のデータファイルのレコード長です。
更新レコード数
同期実行から次の同期実行の間に、同期対象のデータファイルに対して更新/追加/削除されるレコード数の合計です。
対象レプリカグループ数
マスタグループに関連づけられたレプリカグループ数です。
↑・・・↑
小数桁を切り上げます。

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