Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.7 データ連携時の留意点 |
ダウンロード型システム連携を利用してSymfoWARE7000へ格納を行う場合は、以下の運用方法に関する留意点があります。また、環境設定時の注意事項も参照してください。
Linkexpressは、SymfoWARE7000が提供するレコードアクセス機能を使用し、SymfoWARE7000の物理ファイルへの格納を行います。以下の点に注意してください。
DB連携機能は、相手システムのDB-EXPRESSから通知されたスキーマ名および表名の組合せから、格納先物理ファイル名を決定します。したがって、DB連携機能のサービスを開始する前に、物理ファイル名をSymfoWARE7000のSQLプロセッサで扱うデータベースに登録する必要があります。物理ファイル名の登録にはaddpfsqlコマンドを使用してください。addpfsqlコマンドについては、SymfoWARE7000のマニュアルを参照してください。
なお、物理ファイル名の獲得はSymfoWARE7000の機能を使用して行います。
DB連携機能が格納機能として採用するレコード・アクセス機能で扱うことのできる列属性の上限値とSQL機能で扱うことのできる列属性の上限値とが異なるものがあります。レコード・アクセス機能およびSQL機能で扱うことのできる列属性の上限値については、SymfoWARE7000のマニュアルを参照してください。
DB連携機能は、SQL機能のCREATEコマンド(CREATE TABLE)によって作成された表への格納をサポートしていません。crtpfコマンドおよびaddpfsqlコマンドを使用して、表を作成してください。crtpfコマンドおよびaddpfsqlコマンドについては、SymfoWARE7000のマニュアルを参照してください。
トランザクション内で更新可能なレコード数には限度があるため、1つの抽出ファイルに含まれるレコード数がトランザクション内で更新可能なレコード数の最大値を超えた場合、格納処理は失敗します。上記の原因で格納が失敗した場合、以下のいずれかを行った後、再度格納処理を開始してください。
なお、トランザクション内で更新可能なレコード数の最大値および最大値の変更方法については、SymfoWARE7000のマニュアルを参照してください。
既存格納データへの上書きが失敗した場合、トランザクション配下の運用であっても、トランザクション・ロールバックは行われません。したがって、既存格納データへの上書きが失敗した場合、既存格納データは失われます。
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