Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.5 利用者カストマイズ出口 |
利用者カストマイズ出口の動作環境について説明します。
利用者カストマイズ出口を使用する場合、DB連携機能を起動する前に利用者カストマイズ出口を用意しておかなければなりません。また、DB連携機能使用グループに対する読込権および実行権の設定が必要です。
DB連携機能は、利用者カストマイズ出口の起動に失敗した場合、以下のメッセージを出力し異常終了します。
DB11015 commandコマンドが実行できません |
利用者カストマイズ出口が起動された直後の環境を説明します。利用者の責任で、運用に応じた環境の変更が可能です。
注1) lxmkdbコマンドを他局主導モードで起動した場合、コマンド投入者は"root"になります。
注2) -uオプションの指定値が有効になる条件については、「導入ガイド」の「9.2.4 DB連携機能の利用に必要なセキュリティ情報」を参照してください。
アクセス権はファイルの所有者および所有グループ以外の人に対して読込権および書込権を与えないように設定されています。
DB連携機能起動直前の環境変数が引き継がれています。
DB連携機能起動直前のシグナル設定環境が引き継がれています。
利用者カストマイズ出口およびその配下のプロセスでメッセージを出力する場合は、標準エラー出力(stderr)に出力することをお勧めします。出力するメッセージの最後には、必ず改行を設定してください。設定しない場合、DB連携機能が出力するメッセージが乱れる場合があります。
なお、Linkexpressは、利用者カストマイズ出口の起動および復帰で異常を認識しない限り、メッセージを出力しません。利用者カストマイズ出口の起動および終了に関するメッセージが必要な場合、利用者カストマイズ出口で出力してください。
また、格納後処理出口およびその配下のプロセスで標準出力(stdout)に出力したメッセージは、システム間連携情報として認識します。
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