Linkexpress 運用ガイド |
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第2章 業務定義機能 | > 2.6 業務定義命令 |
制御サーバで定義した業務定義を、各業務サーバで有効にするためには、以下の作業が必要です。業務定義を新規に作成する場合、業務定義を変更する場合、および、業務定義を削除する場合の手順について説明します。
(1) 業務定義の作成
業務定義ウィンドウを操作して業務定義を作成、または、エディタで直接定義ファイルを作成します。
(2) 業務定義の登録
作成した業務定義を、制御サーバに登録します。登録処理で定義内容にミスが検出された場合は修正を行います。
なお、業務定義の登録をコマンドで行う場合、あわせて自側DB格納イベントおよび相手側DB格納イベントで利用するDBサービスを登録する必要があります。DBサービスの登録は「3.9.2 DBサービス定義の作成手順(GUI対応)」を参照してください。自側コード変換イベントおよび相手側コード変換イベントで利用する定義ファイルについては、ジョブを実行するサーバに保存してください。
(3) 業務定義の反映
登録された業務を業務サーバに反映して有効にします。
(1) 変更したい業務定義の選択
定義を変更する場合は、サーバから業務定義を抽出するか、ローカルファイルとして保存した業務定義ファイルを利用します。
なお、Linkexpressクライアントを使用しないでDBサービスの動作だけを更新する場合、業務定義の抽出は必要ありません。コマンドで登録を行う場合は業務定義だけ、またはDBサービスだけの更新/登録が行えます。DBサービスの更新方法については「3.9.2 DBサービス定義の作成手順(GUI対応)」を参照してください。
(2) 業務定義の更新
業務定義ウィンドウを操作して業務定義を変更、または、エディタで直接定義ファイルを変更します。
(3) 業務定義の登録
更新した業務定義を、制御サーバに登録します。登録処理で定義内容にミスが検出された場合は修正を行います。この時、反映済みの業務定義に対して登録を行った場合、制御サーバには同名の業務定義が2つのステータスで保存されます。業務定義ウィンドウには登録済み定義と反映済み定義の両方が表示されます。(注)
注) LinkexpressクライアントでDBサービスを利用する業務定義を登録する場合は、事前に反映済み業務定義の削除が必要です。
(4) 業務定義の反映
登録された業務を業務サーバに反映して有効にします。定義の反映処理は当該業務が未処理、正常完了または異常完了状態の場合だけ可能です。それ以外の場合、定義の反映処理は失敗します。(注)
注) 異常完了状態の業務のうちファイル送信待ちイベントおよびファイル受信待ちイベントで異常が発生した場合を除いては、業務中止の指示が必要です。
サーバに登録済みの業務定義、または反映済みの業務定義を選択し、定義を削除します。
なお、業務定義の削除をコマンドで行う場合、あわせて自側DB格納イベントおよび相手側DB格納イベントで利用するDBサービスの削除も必要です。DBサービスの削除は「3.9.2 DBサービス定義の作成手順(GUI対応)」を参照してください。自側コード変換イベントおよび相手側コード変換イベントで利用する定義ファイルについては、ジョブを実行するサーバで削除してください。
業務定義の削除を行うと、業務として定義した情報が失われます。(注)
注) 業務定義に関する注意事項
Linkexpressでは制御サーバと業務サーバの双方で業務定義の管理を行っています。そのため、反映された業務定義がある状態で片方のサーバに以下の作業を行うと、制御サーバと業務サーバの間で業務定義の不一致が発生します。
このような作業を行う場合は、必ず事前に反映済みの業務定義を削除しておいてください。
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