Linkexpress 運用ガイド
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第2章 業務定義機能> 2.4 業務の実行方法のカストマイズ

2.4.7 異常終了したイベントをリトライさせる方法

Linkexpressでは、イベントのリトライ方法として自動リトラ機能と業務再コマンドによる再開を提供しています。

[自動リトライ機能の利用方法]

利用者はファイル転送異常時のリトライ処理を業務定義で指定することができます。リトライ処理を定義できるイベントはファイル送信イベント、ファイル受信イベント、相手側ジョブ起動イベント、相手側DB格納イベント、および相手側コード変換イベントです。

自動リトライを指定したイベントが異常終了する(注)と、業務定義で指定したリトライ回数とリトライ間隔に従って自動的にリトライが行われます。自動リトライを行わないイベントが異常終了した場合、または、自動リトライの回数内でイベントが正常完了しない場合、業務は異常完了状態になります。

業務が異常完了した場合、利用者が業務再開コマンドで業務を再開させるか、または業務中止コマンドで業務を終了させてください。

注) Linkexpressは一時的なエラーの時にリトライ処理を行います。リトライ可能なエラー情報、およびエラーの内容については、「1.2.5 ファイル転送のリトライ」を参照してください。

[業務再開コマンドによるリトライ機能]

利用者はジョブの異常終了およびファイル転送異常時のリトライ処理を業務再開コマンドにより行うことができます。業務再開処理は以下に示す3種類のモードがあります。異常終了したイベントを再実行する場合、current-eventモードで業務を再開させてください。

業務再開コマンドについては「コマンドリファレンス」の「5.5 lxrrnwrkコマンド」を参照してください。


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