Linkexpress 運用ガイド |
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第1章 データ転送機能 | > 1.2 ファイル転送機能 |
FTPサーバ、HTTPサーバ、およびグローバルサーバ/PRIMEFORCEなどのLinkexpress未搭載サーバと通信する場合、以下の注意事項があります。
なお、FTPサーバと接続する際のネットワーク定義の指定値については、「導入ガイド」の「6.1.7 FTPサーバと接続する通信パスの定義方法」を参照してください。HTTPサーバと接続する通信パスの定義については、「導入ガイド」の「6.1.8 HTTPサーバと接続する通信パスの定義方法」を参照してください。
LinkexpressまたはDTS以外のサーバとファイル転送を行う場合、業務定義、ファイル転送コマンドのprtfileオペランドは絶対パスで指定してください。
FTPでLinkexpressサーバに接続する場合、openサブコマンドを実行する際にLinkexpressのポート番号を指定する必要があります。openサブコマンドの実行例は以下のとおりです。
ftp>open dest_system 9364 |
注) 9364はLinkexpressがファイル転送用に使用するポート番号です。
FTPサーバからLinkexpressに接続する場合、使用できるFTPコマンドは以下のとおりです。
○:サポートしています。
△:条件によりサポートしています。詳細は備考を参照してください。
×:サポートしていません。
注1)lnkexpf以外のサービス名を使用したパスでは、サポートしていません。
注2)ログイン利用者名のホームディレクトリではなく、Linkexpressの基準ディレクトリの情報を表示します。Linkexpressの基準ディレクトリは、以下のとおりです。
FTPサーバからLinkexpressに接続する場合、使用できるサブコマンドはput、get、append、typeおよびbyeです。
mget、mputコマンドなどは使用しないでください。
また、相手システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEでTISPかTISP/BPを使用している場合、ログインディレクトリ表示機能を使用しないでください。TISPおよびTISP/BPがFTPコマンドの機能として提供しているCENTER定義文のAUTOPWDオペランドに、必ず"NO"を指定してください。
Linkexpressがファイル受信を行う場合、起動側システムで実行したコマンドに応じたファイル置換モードを実行します。なお、TCP/IP(HTTP系)の場合、Linkexpress未搭載サーバを起動側システムとする接続はできません。
putサブコマンド : ファイル置き換えを行います。
appendサブコマンド : ファイル追加書きを行います。
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