Linkexpress 導入ガイド
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第3章 Linkexpressサーバの導入> 3.5 autorecovery機能の設計

3.5.4 リトライ中のエラーメッセージ出力抑止

autorecovery機能を利用してリトライを行う場合、コンソールログ、またはイベントログ(Windowsシステムが提供するイベントログのことです)に出力されるデータ転送機能のエラーメッセージを抑止することができます。(注)

なお、最後のリトライ処理でファイル転送がエラーになった場合、設定に関係なくエラーメッセージが出力されます。

エラーメッセージの抑止方法は2つあります。どちらかの方法を利用してください。

[ネットワーク定義を変更する]
ネットワーク定義autorecoverymsgオペランドに"nomsg"を指定することでエラーメッセージの出力が抑止できます。
[利用者プログラム(API)を変更する]
拡張パラメタパケット(extend_option_t)のretry_msgの指定値にDTS_API_NORETMSGを指定することでエラーメッセージの出力が抑止できます。

なお、本機能が利用できるのは、FTP+プロトコルを利用する場合のみです。

注)コネクション接続完了後に検出したエラーメッセージが、抑止対象となります。エラーメッセージを抑止できない場合の代表例を示します。


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